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還暦おやじの洋楽日記

Creedence Gold/Creedence Clearwater Revival

創元推理文庫の古い本格推理小説を実家の物置から持ってきた。10代から20代は翻訳物の海外小説をよく読んだ。社会人になって一時期、テレビのない生活をした。そんな頃は大人買いも手伝って一番本を読んだな。「かみ」と違って俺の読書はフィクション物だけ。エラリ-・クイーンやクロフツ、ヴァン・ダイン、ディクスン・カー、懐かしいねぇ。海外の推理物を教えてくれたのは中学3年の同級生だったM本君。彼は当時からかなりの読書家でクイーンの国名シリーズは、ほとんど読んでたなぁ。俺の持ってる文庫はほとんど彼に紹介されたものばかり。彼は洋楽には詳しくなかったが、兄上がCCRが好きということでアルバムを何枚か聴かせてもらった。エラリー・クイーンとCCRは俺にはセットの思い出だな。
 

Proud Mary
Down On The Corner
Bad Moon Rising
I Heard It Through The Grapevine

The Midnight Special
Have You Ever Seen The Rain
Born On The Bayou
Suzie Q

(1971)

クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル(CCR)は、ジョン・フォガティ、スチュ・クック、ダグ・クリフォード、トム・フォガティからなる4人のバンド。俺が知ったのはラジオの紹介。彼らの全盛期には少し遅れたが聴き覚えのあるメロディーが楽しい。

冒頭の「プラウド・メアリー」は今もときどき口ずさむ。アメリカのバンドだということがストレートに伝わってくるね。つづく「ダウン・オン・ザ・コーナー」も軽快なリズムとハーモニーが楽しい、「ウイリー・アンド・ザ・プアボーイズ」に収録。「バッド・ムーン・ライジング」はカントリー、ロカビリーサウンド。シングル「ロディー」のカップリング曲。「悲しいうわさ」はアルバム5作目「コスモス・ファクトリー」からの抜粋曲。
B面スタートの「ミッドナイト・スペシャル」はアルバム「ウイリー・アンド・ザ・プアボーイズ」からの抜粋。「雨をみたかい」はCMでも使用されたりして、すっかりスタンダードな曲になったね。「ボーン・オン・ザ・バイヨウ」はロックな雰囲気たっぷりな痛快な曲。「プラウド・メアリー」と同様に2作目「バイヨウ・カントリー」に収録されている。「スージーQ」初期CCRのサウンドそのままにシングルとは違うアルバムヴァージョンでの収録。

シングルヒット曲を並べなかった珍しいベストアルバム。全てのヒット曲の収録がなされてないので肩透かしの感もあるが、当時CCRはコレ(このアルバム)1枚でいいんじゃないって思っていた。オリジナルのアルバムを熱心に聴かなかったんだな。CD時代になって復刻されたアルバムを聴いた今もシングルアーティストのイメージは強く、新たに編集されたベスト盤ばかり聴いてしまう。

「推理小説とCCR」って個人的な思い込みですいませんです。

(さだ)
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