この冬初めての大雪となった。大雪と言っても、わたしが子供の頃目にした、あの、大雪に比べたら、まるで大したことない。、、



雪は降るのをやめてしまったのか、、
幼い頃、朝早く起きて外に出て、
雪が降るなか隣の畑に立ち、
高い空から
切れ目なく落ちてくる(降るというより、まさに、落ちてくるという言葉がぴったりの)雪を見るのが好きだった。
ずっと見てると
自分が、透明なドアのエレベーターに乗り、空へ空へと昇っているような感覚に陥り、
その感覚が大好きでしかたがなかったのだ。
空へのエレベーターか、、、。
人はみな、、(いや、人だけじゃない
生きてるもの全てだ。)
毎日少しずつ、その透明なエレベーターで進んでいる。
どこに向かい進んでいるのは
イウマデモナイダロウ
気づかぬうちにわたしたちは
進み
たどり着く場所に着いたときには
寂しく切なく
でも、それと同じくらいの安堵感にも包まれ
本当の安らぎ
に
包まれ
本当の眠りにつくのだろう。
この冬初めての
本格的な
雪。



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