仕事の関係で、二十代前半に、三年近く岩手の沿岸、釜石に住んでいたことがある。
私の勤務先や住んでいたところは、海岸地区からは離れていたが、車で少し走れば、すぐに海岸に着いた。
大学を卒業して仙台からすぐに釜石に行ったわけだが、
釜石は、なんだか、ちょっぴり寂しい町だな、と言うのが第一印象だっだような。
かなり前だから、駅前なんかの記憶も曖昧。
しかし、
釜石の方言は
かなりインパクトが強かったため、
いまでもいくつか覚えている。
まず、
職場の、ジブンの向かいの席にいた、二十才くらい年上の事務のかたの方言が、キョーレツだった。
前に書いた、同じ沿岸大船渡と釜石は、距離的にはそう離れていないはずだが、
語尾が違った。
がすと
ではなかったのだ。
、、じゃ、何か?
べったら
なのであった。
えーっ?!
なんだか
すごいなあ、
重たい感じ。
べったら。
ワタシと、向かいの席の事務のかたとの、仕事中の会話はこんな感じだった。
ワタシ「Mさん、今日ワタシ、お弁当作ってこなかったので、外に出てきます。よろしく。」
事務のMさん「あいやー、まだそどで食べで来るのっか?わざわざそどさなんか行がないで、売店で買って食べだらいがべったら。そどでばり食べでるど、おがねたまらねべったら。んでも、あんまり売店も種類ねえがらねえ、も少し、うめもの増やせばいがべったらねえ。」

私の勤務先や住んでいたところは、海岸地区からは離れていたが、車で少し走れば、すぐに海岸に着いた。
大学を卒業して仙台からすぐに釜石に行ったわけだが、
釜石は、なんだか、ちょっぴり寂しい町だな、と言うのが第一印象だっだような。
かなり前だから、駅前なんかの記憶も曖昧。
しかし、
釜石の方言は
かなりインパクトが強かったため、
いまでもいくつか覚えている。
まず、
職場の、ジブンの向かいの席にいた、二十才くらい年上の事務のかたの方言が、キョーレツだった。
前に書いた、同じ沿岸大船渡と釜石は、距離的にはそう離れていないはずだが、
語尾が違った。
がすと
ではなかったのだ。
、、じゃ、何か?
べったら
なのであった。
えーっ?!
なんだか
すごいなあ、
重たい感じ。
べったら。
ワタシと、向かいの席の事務のかたとの、仕事中の会話はこんな感じだった。
ワタシ「Mさん、今日ワタシ、お弁当作ってこなかったので、外に出てきます。よろしく。」
事務のMさん「あいやー、まだそどで食べで来るのっか?わざわざそどさなんか行がないで、売店で買って食べだらいがべったら。そどでばり食べでるど、おがねたまらねべったら。んでも、あんまり売店も種類ねえがらねえ、も少し、うめもの増やせばいがべったらねえ。」
