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ずっと以前の記事だけれど、胃炎を患ったスンフンの話...

2011-08-10 17:59:45 | シン・スンフン

                                   

シン・スンフンは二十歳の時からガールフレンドがなかったという。

仲間のアーティストたちは、修道僧のような生活をしているシン・スンフンを置いて、「君はどのように妻を娶るんだ?」 と言いながら、からかいまくったりする。

90年のデビュー後、一歩も怯む事無く忙しく駆けて来たシン・スンフンだが、一日ぐらいは強いお酒一杯をちびりちびり飲む時もあった。

「孤独だと云うことは贅沢かもしれない」と考えているシン・スンフンが、一人で酒を飲む姿に偶然に接することができた。

昨年の今時分、"蟄居"に入ったシン・スンフンとようやく連絡がとれた時、彼は胃炎を患っていた。

かなり親しい仲間たちと離れて、一人酒を友として"孤独"を楽しむが、ついに病院に入院していたのだ。

方背洞の病院から今しがた退院したシン・スンフンは、驚くべきことに、音楽に関する話をしたがった。
新しい曲を作成するたびに払う、大きな困難にうんざりする事もないのか・・・・

最近、シン・スンフンは、またしても、胃炎を患っているという。

健康状態が悪いながらも淡々とした声で、他人の話をするように、「“運命”をまだ好きな人がいたよ」と、自分の歌が歌謡順位にランクされているということを不思議に思った。

2 3歳以降、愛に陥る事が出来なくて、愛を映画に比較するならば"アマデウス"よりは"不滅の恋人"の方だ。

シン・スンフンの場合、死にも変えられない濃い愛を選ぶのだ。それだけシン・スンフンにとって恋人は負担になる存在なのしかも知れない。

シン・スンフンは来年2月ごろに情熱的な太陽がいっぱいのイタリアへ旅行に行くつもりだ。

音楽を恋人で代理するシン・スンフンは、たとえ耳が聞こえなくとも、他人に美しい旋律を聴かせるために曲を作った"ベートーベン"の努力と比較される。

「23歳以降の私の"運命"は、ぶつかりながら、音楽をすることでした。人々が私に酷い"謙遜病"と言うのは私自身が今立っているこの場所に来るまで運が良かったからだと思っていたからだが、もう"運"ではなく、私の努力だと言いたい」

シン・スンフンは、自分が書く歌詞とメロディーを共感して愛してくれるファンに、"責任意識"を感じながら音楽を作ってきた。

複数枚の正規アルバムを作りながら、歌手としての努力と成功談を聞かせてあげようと思う自分が殊勝だとまで考えているシン・スンフンだ。

「映画"裸足でベンツまで"は、まさに私が経験してきた人生なんです。大田でギターひとつ担いで歩いたり、ソウルに上がってきて野暮ったい身なりで新村(シンチョン)まで行く地下鉄に乗って通っていたシン・スンフンが、今は"本物"ベンツに乗って通うじゃないですか」

天性の才能ではなく、"努力"にぶつかって作られたシン・スンフンという歌手が聴かせる歌は、やはりこの頃愛されている"運命"に帰結される。

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