●前の週に定植した苗の状態をチェックしていたN田さんが呟いた。
「キュウリの葉の縁が茶色く変色している」
病気かな?
それとも肥料不足だろうか?
帰ったら調べてみて、それでも分からなければ大澤さんに聞いてみますとその場は答えた。
●ネットで検索するといくつか見つかった。
こちらにキュウリの病気が歯の症状から推定できるサイトがあった。
これによるとマンガンが過剰とかいてある。
不足なら追加すれば良いが、過剰は対応に困る。
●また、JA愛知のサイトにはホウ素過剰で次のような症状が出ると書いてあったが、ホウ素肥料はやっていないので違うと思う。
『症状
葉縁が枯れ、落下傘葉が発生した
発生原因
ホウ素肥料を標準施肥量の約5倍施用したために発症したホウ素過剰症状』
●病気では「キュウリ縁枯細菌病」
http://www.takii.co.jp/tsk/bugs/acu/disease/hutigaresaikin/
ここには次のように書いてあった。
『茎葉・果実など地上部各部位と根が侵される。
発病は下葉から始まり、初め葉縁に暗緑色ないし淡褐色で水浸状の病斑が現れる。まれに葉の全面または一部に枯れ込みや斑点を生じる。茎・果実・葉柄や根にも黄褐色ないし暗褐色水浸状の病斑を生じ、組織が軟化する』
さらに・・・
『キュウリ斑点細菌病と同様に栽培管理する。
薬剤防除:登録防除薬剤はない。』
●キュウリ斑点細菌病の項目を見ると・・・
『資材や苗、土壌に存在する病原菌が、施設内の結露、潅水などで圃場に蔓延し、被害が発生する』
余った苗を自宅で保管しているのだが、こちらの方には症状が出ていないため(写真下)、元の苗には病原菌はいなかったことになる。
とすると潅水時に泥が跳ね上がって苗に土が付いて感染した可能性が大きい。
対応は・・・
『薬剤防除は、発病初期に徹底することが大切。薬剤は、カスミンボルドー、キノンドーフロアブル、ジーファイン水和剤などが地上部への散布剤として、土壌の処理ではオリゼメート粒剤が利用できる』
●最後にタキイのサイトにはキュウリの色々な症状が載っていて最も参考になった。
(上図はタキイサイトの抜粋)
写真と症状を見ると、土壌成分の原因ではマンガン欠乏症の可能性が高そうだ。
診断法は・・・
『硫酸マンガン0.2~0.5%液の施用で症状が回復すれば、マンガン欠乏と診断できる』
いやー、キュウリってホントに難しい。
「キュウリの葉の縁が茶色く変色している」
病気かな?
それとも肥料不足だろうか?
帰ったら調べてみて、それでも分からなければ大澤さんに聞いてみますとその場は答えた。
●ネットで検索するといくつか見つかった。
こちらにキュウリの病気が歯の症状から推定できるサイトがあった。
これによるとマンガンが過剰とかいてある。
不足なら追加すれば良いが、過剰は対応に困る。
●また、JA愛知のサイトにはホウ素過剰で次のような症状が出ると書いてあったが、ホウ素肥料はやっていないので違うと思う。
『症状
葉縁が枯れ、落下傘葉が発生した
発生原因
ホウ素肥料を標準施肥量の約5倍施用したために発症したホウ素過剰症状』
●病気では「キュウリ縁枯細菌病」
http://www.takii.co.jp/tsk/bugs/acu/disease/hutigaresaikin/
ここには次のように書いてあった。
『茎葉・果実など地上部各部位と根が侵される。
発病は下葉から始まり、初め葉縁に暗緑色ないし淡褐色で水浸状の病斑が現れる。まれに葉の全面または一部に枯れ込みや斑点を生じる。茎・果実・葉柄や根にも黄褐色ないし暗褐色水浸状の病斑を生じ、組織が軟化する』
さらに・・・
『キュウリ斑点細菌病と同様に栽培管理する。
薬剤防除:登録防除薬剤はない。』
●キュウリ斑点細菌病の項目を見ると・・・
『資材や苗、土壌に存在する病原菌が、施設内の結露、潅水などで圃場に蔓延し、被害が発生する』
余った苗を自宅で保管しているのだが、こちらの方には症状が出ていないため(写真下)、元の苗には病原菌はいなかったことになる。
とすると潅水時に泥が跳ね上がって苗に土が付いて感染した可能性が大きい。
対応は・・・
『薬剤防除は、発病初期に徹底することが大切。薬剤は、カスミンボルドー、キノンドーフロアブル、ジーファイン水和剤などが地上部への散布剤として、土壌の処理ではオリゼメート粒剤が利用できる』
●最後にタキイのサイトにはキュウリの色々な症状が載っていて最も参考になった。
(上図はタキイサイトの抜粋)
写真と症状を見ると、土壌成分の原因ではマンガン欠乏症の可能性が高そうだ。
診断法は・・・
『硫酸マンガン0.2~0.5%液の施用で症状が回復すれば、マンガン欠乏と診断できる』
いやー、キュウリってホントに難しい。