研修

2010年09月14日 00時44分52秒 | + プラス
本日、本社にて研修。
内容が面白かったので、簡単に紹介。

まずは医療に対する患者の誤解をから
例えば「病院にいけば良くなる」とか「症状や病気には必ず診断がつく」と
一般的には思われているけど実はそうでも無いって内容。

前半はまあ理解しやすいけど、後半については
高名な先生でも誤診率がかなり高いって話を聞きました。
(診断は違えど、治療方法さえ適格であれば問題ないでしょって感じで)

で、グループワークとして実際にあった患者の状態から
診断名と今後の治療方針を考えてみようとの内容。
普段カルテ見るときって、傷病名が付いてるから
どういう治療をしていくのかわかるけど、今回はその逆。
講師の先生は“内科医ならだれでも判る典型例”
と話してましたが、病状から診断を下すのって難しい。

先生が言うのは患者の主訴から10個くらいの候補病名を頭でリストアップして
問診していくなかで消去していく段取りを踏んでるそうです。

中でも印象的だったのが
若い男性で高度の呼吸困難、発熱及び空咳を主訴に来院。
海外に留学経験あり。

この“若い男性と留学経験あり”でとりあえずAIDSを視野に入れるそうです。
(もちろん情報はこれだけじゃないですが、簡潔に書けばこんな感じ)
友人に留学してる奴がいるので、風邪引いた時にでも教えてやろうか。

うちの母親(看護師)も患者見ただけで何となく、傷病名がわかるって
言ってたけど、こういうのってやっぱり経験なんですかね。
非常に有意義な研修でした。

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