私立六薬

2006年03月22日 23時57分20秒 | + プラス
次の新入生から薬学部6年制が適用される影響で
私の母校でも受験者数が減少したらしいです。
定員割れこそはないだろうけど、ある一定のレベルの維持するためには
入学者数を減らすしかないわけで、まるで少子化の縮図を見るよう。
で、さらにいうとまだ薬学部が増えるらしいです。

資料①参照 とりあえず、いい加減にしろ・・・

そんな中、私の大学の先生達の頭には“私立六薬”という構想があるらしい。
正確には私立6大というらしいけど、6大と言えば
六大学野球を思い出すので“私立六薬”の方が良いっていうか
もう“私立六薬”で行きます。

私立六薬すなわち
東京理科大学 薬学部
京都薬科大学
大阪薬科大学
星薬科大学
東京理科大学 薬学部
北里大学 薬学部    の6つの大学。

とりあえず、この私立六薬に入らなければ
あとはどの薬科大学に行っても同じって感じの流れを作ろうとしているのとこと。
(うちの大学の先生だけで盛り上がっている可能性もあるけど・・・)
関関同立 MARCH見たいなブランド戦略ですね。

この六薬の根拠としては、やはり論文数。あとは研究の質とか特許?
論文数とか調べれたらいいのだけど、
今のところは又聞きなんで根拠には乏しいです。
けど、個人的には六薬に納得。
偏差値的にも、歴史的にも有数な大学であることに間違いないし、
狭き門と言われる研究職への就職者も少なくはない。
何よりも母校が入っているからまあ、ええかってのが本音です。

ブランド戦略も大事だけど、それに伴って中身の変化も大事。
母校の話になってしまうけど、大学のレベルが研究のレベルなら、
もっと人(教員)を増やさないとね。
大学にいる以上、大学の先生は研究者である前に、教育者でもあるわけだから
2足のワラジを履かせるのはいかがなものかと・・・
先生と院生が十分に研究できる時間的な余裕をあげないとね。

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資料① 増える薬科大学・・・
○2006年度新設予定
・高崎健康福祉大学薬学部[群馬県高崎市] 
・横浜薬科大学薬学部[神奈川県横浜市]
・大阪大谷大学薬学部[大阪府富田林市]
・松山大学薬学部[愛媛県松山市]
・長崎国際大学薬学部[長崎県佐世保市]
○2007年度新設予定
・いわき明星大学薬学部[福島県いわき市]
・岩手医科大学薬学部[岩手県矢巾町]
・安田女子大学薬学部[広島県広島市]
・兵庫医療大学薬学部[兵庫県神戸市]
・姫路獨協大学薬学部[兵庫県姫路市]
○2008年度新設予定
・日本医療薬科大学薬学部[栃木県足利市]

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6年制施行を来春に控え、薬学部志望者が2割減
 来春に大学受験を控える高校生や浪人生のうち、薬学部を志望する受験生が前年度に比べ約2割ほど減少する見込みだ。大手予備校など関係者への取材から明らかになった。薬学教育6年制施行に伴う学費増や教育期間の延長に加え、社会に出るのが2年遅れるというイメージが、志望者減少要因と推定されるという。看護系や医療福祉系など、他学部へシフトする傾向が認められるという。
 名古屋に本拠を置く大手予備校の一つ、河合塾が8月に実施した全国模試の結果によれば、私立薬系大学の志望者は昨年に比べ24・1%減り、国立大でも志望者が2割前後減少した。手に職を付けられる学部が人気を集める中、医学、看護、リハビリ系など医療系学部の中で人気を落としたのは薬学だけという。
 河合塾の担当者は「学費の問題もあるが、社会人として世に出るタイミングが2年遅れることを敬遠するからではないか。6年間学ぶのが嫌というわけではないと思う。特に女性では、男性よりも堅実に進路を考える傾向が強い」と分析する。
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