「昭和天皇 護国神社ご参拝 「Ａ級」合祀後途絶える」という題の記事が http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/13931/ にある。これは、産経のページらしい。
「地元の戦没者を祭る各地の護国神社への昭和天皇のご参拝が、靖国神社のいわゆる「Ａ級戦犯」合祀（ごうし）が行われた昭和５３年を最後に途絶えていたことが産経新聞の調べで６日分かった。また、現在の天皇陛下が平成８年に栃木県護国神社（宇都宮市）に参拝された際、宮内庁がＡ級戦犯合祀の有無を事前に問い合わせていたことも関係者の証言で明らかになった。」
とのこと。
いわゆる「富田メモ」を補強する記事だとも言えるが、それ以前の問題として何故今までこのような視点で分析した人がいなかったのか、という方が気になる。
この記事の後半では、「ほとんど知られていないが、８月１５日に天皇、皇后両陛下をお迎えして行われている政府主催の全国戦没者追悼式での追悼対象にはＡ級戦犯も含まれている。」として、昭和天皇がA級戦犯も慰霊していたかのように書いているが、やはり強引な解釈だと思う。