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水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』

2011-10-11 16:08:36 | 映画
前宣伝がかなり勢いあったのと、

『猿の惑星』の大ファンの存在を忘れていた。

シウの住む田舎の映画館で
シウが好きな映画(子どもが飛びつくアニメ以外ってことだけど)だと、
公開日でも土日でも満席になることなんて無いのに
上映10分前に行ったシウに係のおねーさんが
「一番前しか空いてません」と。

一番前はけっこう辛かったけど
後の時間にずらせないので頑張って視聴。

首を痛めつつ見たかいがあった!
期待以上の作品。

なんでも特殊技術で“凄すぎる”映像にしてしまう最近の映画。
それにもろ手上げて賛成ではないけれど
こういうのを見ると、
技術万歳!って思ってしまう。

たとえば↑のシーザーの表情。
俳優さんの顔に特殊メイクじゃ、
やはりオリジナルのようにサル人間になってしまうし
あくまでも表情ある知能の高いチンパンジーになるには
俳優の演技に技術が合わせている、こんな特殊技術が必要。



シウの大好きなジェームズ・フランコも素敵。
そして
フリーダ・ピント。
彼女はスラムドッグミリオネアの女優さんだけど
ずいぶんと大人になっている。

ここからはネタバレご注意

猿の惑星では
猿たちが人間を“征服”したかのような設定だったと思うけど
実は猿たちは不当な扱いに抵抗し、自由を手に入れたかっただけ。
実際滅亡を招いたのは人間自身であって
人間の驕りがすべてを招いたというもの。

ただ、
アルツハイマーの薬は発見してほしいと思う。
どこまでが許される進歩で
どこからが許されざる冒涜になるのか、
人間は知識を増やしていくごとに
その境界について考えていかなければならないということなのだろう。



猿の惑星:創世記(ジェネシス) - goo 映画
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