この時期、思案すること。

思案すること・・・なんて、
言い方を格好つけても、たいした内容ではないんだけど


毎年この時期になると思うことって
「着るものがない。
　去年、何着てたっけ・・・」

“着るものがない”
っていうフレーズは野暮い人の常套句なんだとか。
だって、着るものはあるはずだし
いつもトータルでおしゃれを考えていないから
そういう状況に陥ってしまうということなんだもの。

シウも毎年
スプリングコートがない・・とか
履く靴がない・・・とか
くだらなく悩む。
両方とも無いわけないのにね。

靴といえば
冬はどうしてもブーツに頼ってしまう。
足も隠せるし
ひざ下に完全カバーをすることで
全体のバランスも取りやすい。
この秋冬もシウは何足かのブーツを買い、
一度しか履かなかった・・なんていうのもある。
（そういうのも、無計画ファッションの産物だよね）

で、この時期、
ブーツからの脱却が難しい。
常にブーツを念頭に置いていたコーディネートを
いきなり“ブーツ無し”前提でするのって。

ということで、名残惜しく、
服は春物なのに、ついついブーツ履いちゃったりするんだ。

先日、
近所のデパートで、
シウがコラムを書いている地元新聞で
“ファッション”を担当している女性を見かけた。
とっても細くて美しい。
その時も“女王様”ちっくなオーラを出しまくって
堂々と歩いていた彼女。
（いいな～細くって）
この地方はまだまだけっこう寒いので
冬の装いから脱出できない向きが多い中、
黄色を基調とした、軽やかな服装はさすが。

でも、彼女の足元がエナメルのロングブーツだった！！！

エナメルだからOKとも言えるかもしれないけど
なんとなく白のコットンパンツをエナメルのブーツにインしている姿は
やっぱりプロのスタイリストでも
ブーツの魔力に封じ込められているのかな～っていう
そんな安心感をシウに与えてくれたのだ。
梅雨を先取りしてるとか、じゃないよね。

ブーツ、３月いっぱいは良いか。