「テルマエ・ロマエ」

大型連休、皆さん、いかがお過ごしでしたか？

シウは・・・
もちろん、仕事。
その間、ずっとこのブログも放置していたのだけど
なぜか昨日爆発的に閲覧数が上がり・・・。

何故？

ちなみに最多検索キーワードは「胡粉ネイル」。
胡粉ネイルについて
当時シウはけっこう褒め褒めで書いていたのだけど・・・
すみませんが
最近はまったく使っておりません。


と、映画には関係ないことを書き連ねてしまった。
ではここらで本題に。


楽しみにしていた「テルマエロマエ」を見に行った。

原作ファンとして、
満足半分、文句半分。
いや、満足７分、不満３分・・くらいかな。

ここからはネタばれです。


まず、
阿部寛さんや北村一樹さんが
顔が濃すぎてローマ人に交じっても違和感無かった！
なんて、上戸彩ちゃんあたりが言っていたけど
あれは嘘。
当然だけど。
どうみても単なる濃い顔の日本人にすぎない。
でもそれでいいのだ。

実力派俳優たちが
大真面目でローマ人なんかをやっている。
それだけですでにかなり面白いじゃないか。

どこから見つけてきたのか・・・というか
まったくそこらにうようよいるけど芸能界にもいるんだな～と驚かされた
平たい顔のオジイたち。
彼らの存在も面白い。
オズの魔法使いに出てくるマンチキンみたい。
（これはダメな発言？）

よくもまあ
古代ローマと現代日本に風呂繋がり、なんていうものを見つけたよね。
それだけで
今作は大成功なのだ。

しかし、不満な点。

後半はかなり飛躍しちゃったってこと。
決着させなきゃ仕方ないから、
ま、当然なのだろうけど
でも面白さはここまで、っていう感じにストップしちゃってた。
なんとなくダラけた感じというか
凡百の雰囲気になってしまった。

とくに
ケイオニウスを完全に悪人で終わらせてしまったのは
原作者にとっても不満なのでは？と思う。

五賢帝の一人、ハドリアヌスが後継者に選んだケイオニウスは
選ばれるだけの理由もあったということを
史実にも忠実な原作者は描いているけれど、
そこを無視しちゃっていたよね。

他には、真美の存在は蛇足じゃないのか？っていうこと。
タイムスリップするのはルシウスだけにしておいてほしかったかも。


そこに“フジ”っぽさが出ちゃっていた？

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