府中市のゴミ箱

子どもの頃、
シウ母と一緒に
府中市に住むシウ母友人の家に遊びに行ったことがあります。

シウ母、府中市に行ったのはそれが初めてだったみたいで
街角に設置されている集合ゴミ箱に
いたく感動していました。

鉄で出来た大きなその箱は
いつもゴミを出す事ができるのか（そこは定かではないけど）
普通の道端にゴミの日にゴミを出すスタイルの足立区とは全然違う、
とても綺麗にせいせいとされた空間でした。
便利よね～とシウ母が言っていたのを覚えています。

いつか下町足立区も、
そんな風に便利になればいいと思ったことでしょう。

ところが・・・

世の中は大変化してしまったようですね。
足立区が府中市のように美しく便利になる前に、
府中市近辺のモラルが低下してしまったようなのです。
（今回は府中市近辺のニュースですが
　モラル低下は全国的ですよ。もちろん）

市外から持ち込まれてしまうゴミの処理に莫大な金がかかるため
府中市が４０年前に導入した、
前述のゴミ集積場スタイルをやめるそうです。
ニュース映像で見ましたが、
綺麗に整理されていたはずのゴミ集積場には、
あきらかに周囲の人口を上回るゴミが散乱していました。

悲しいことですね。

４０年の歳月をかけて、
東京中が綺麗に整備されるよりも早く、
整備されていたところがダメになってしまったのです。