『タンタンの冒険／ユニコーン号の秘密』

２Ｄ吹き替えで見ちゃったけど
これこそは３Ｄで見るべきだったかも。

パフォーマンス・キャプチャーの技術が
どんどん進化しているんだろうか。
実写ではないのは常に意識しているのに
すごくリアルで
タンタンやハドック船長が描かれた人たちだなんて忘れてしまいそうになる。

実写を超えた、とか
アニメとは違うとか、そんなんじゃなく
これは本当に独自に発達を遂げた新分野なんだと実感させられる。

コミックのタンタンは
大人が見ても楽しい、
さすが“おフランス”なものでしょ。
そのオシャレ感を存分に表現できている今作。
そして子どもが見て楽しい
思いっきり“冒険活劇”でもある。

あんなわくわく感や
タンタンの好奇心あふれる心を
ぜひ子どもたちに知ってほしいと思った。

やっぱり冒険は素晴らしく、
“冷めている”なんてつまらない。
そんなメッセージが込められた秀作。

スピルバーグとピーター・ジャクソンの勝利だね。


プログラムに書いてあったけど
インディ・ジョーンズシリーズを作った時
「タンタンに影響されているのでは？」
とスピルバーグは言われたそう。
ところがスピルバーグはタンタンを知らなくって
初めて読んでみたところ
すぐにタンタンの虜になったとのこと。
今作はそんなスピルバーグのタンタン。
次々と問題が起き、
次々と解決されるスピード感がたまらない。

スノーウィの優秀さも見どころ。
犬好きだったら絶対に見るべき！

タンタンの冒険／ユニコーン号の秘密 - goo 映画