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水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

「エジゾンズ・ゲーム」

2020-06-20 20:43:50 | 映画
何かに憑りつかれて夢中になる役は
カンバーバッチさんかキアヌ・リーブス様か・・・だな。
カンバーバッチさんはこういう役どころにぴったり。
科学者とか高いIQとかが本当にそのままっていう気がする。
特にキアヌ様とは違って、
「何かに憑りつかれて、他人にたいしてものすごくイヤな奴になる」
っていう設定には、向かうところ敵なし。
 
 
全米のさまざまな町が陣地取りゲームのようになる
ウェスティングハウスなのかエジソンなのか、の電流戦争を描く。
 
このビジネス戦争は面白い。
電気椅子での初めての処刑が並行して描かれるところなんかは秀逸。
人を殺す道具は作りたくないと言いながらも、
結局は電流戦争に勝つためにそれを利用してしまう。
自分のやっていることに言い訳がましいところとか
子どものころに読んだ伝記「発明王エジソン」には全然書かれてなかったな。
 
過去に自分が発明したものの、まったく人に受け入れられなかったことがあるということを教訓に、
自分をパン屋に例えたりしているのも面白かった。
“シェルドンの劣化版”二コラ・テスラも登場していた。
 
二コラ・テスラもエジソンの秘書のサミュエル・インサルもエジソン自身も
大成功したけれど一般的に見て幸せという雰囲気ではないし
波乱万丈の生涯で良い晩年でもない感じ。
でも天才はそんなことどうでもいいのかもしれないね。
 
 
 
 
 
 
 

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