涙のお別れ（？）

奥歯が突然痛くなり、歯科医に行ったところ
「根っこが折れてますね～。」
とのこと。

今後の方法として言われたのが２つ。

◎このままにして炎症が起きたときに抗生物質で対処
◎即刻、抜歯

抜歯なんて避けたいから、このままにして炎症が起きたら対処、っていうのが魅力だったんだけど
それだといつ痛くなるかわからないし、抗生物質を使いすぎると将来何かの時に使える抗生物質がなくなるというリスクがあるとのこと。
で、抜歯として、奥歯には根っこが２つあるので、明らかにダメな方を切断して抜歯し、残り半分を生かすこともできるとか。

ということなので仕方なく抜歯することに。
一番奥の歯なので、抜いてからどうしても困った場合だけインプラントをするらしい。

そんなこんなで昨日抜歯しました・・・・・。

半分残すはずだったけど、抜いてみたら残り半分の根っこも折れてたらしく
結局は奥歯を一つ丸ごと抜いちゃいました。

先生曰く「歯を守るためには硬いものは食べないでください。」

顎や歯を鍛えるために硬い物をよく噛んだ方がいいと勘違いしている人もいるけど
それは成長期とかの話で、大人になったら硬いものは歯によくないだって。

シウも完璧に“勘違いしている人”だったわ。

お煎餅みたいにバリっと破砕できるものは割と大丈夫で
一番歯に負担がかかるのはバゲットみたいな硬いパン、とのこと。

「いわゆるフランスパンみたいな物は食べず、食パンを食べるか、
　フランスパンも何かに浸して柔らかくして食べて。」
と言われてしまった。

それって完全にイメージしていた“年寄り”の患者が言われるようなことじゃないか？？？？

ものすごいショックだ。
とはいえ、別にもっと若い人にも当てはまることみたいだけど。

この衝撃の事実が公表されたら、
硬いパンは売れなくなるんじゃないか？
（・・・なんてことはないか。）

ところで、硬いものをよく噛んで食べるのはボケ防止にもなるんじゃなかったっけ？
硬いものじゃなくて、ガムみたいなものでもいいのかな～。
もうあまり顎や歯に負担をかけないようにして、
流動食みたいなものばかりたべることにしたら
シウときたら完全にボケてしまった老女になってしまうのでは？
そしてきっと“食べボケ”しちゃって、しかしながら歯だけは掟破りに丈夫だから、
いよいよそこいらのテーブルやイスなんかも食べ始めちゃうんじゃないだろうか。
そんなシウの将来のイメージが浮かんじゃって、
まだ血の滲むガーゼを噛みしめながら、笑いがこみ上げてきちゃった。

本当に年々、何かを失っていくな～。
その代り、脂肪という蓄えは増えていくけど。