『SEX AND THE CITY』の感想を、力を込めてしつこく書く！を夏の終わりまでＴＯＰに！

ことあるごとに
ドラマシリーズを見返しているシウにとって
ＳＡＴＣはフレンズと並んで
もはや夢物語とは思えない世界。

彼女たちが年齢を重ねることが
シウにとっての
年齢を重ねた歴史でもあるんだよね。

ということで、
ＳＡＴＣの皆について、
自分のメモとして書いておきます。

まず、ミランダ。

実年齢は４人の中で一番若い彼女なんだけど
一番しっかりしている雰囲気。
というのも、
ハーバード大出のエリートとしては
確固たるものがあって、
それが彼女の弱点でもあるんだよね。
今回もスティーブとのことで
それがネックになっていた。
それにビッグが結婚式に現われなかったことについても
罪の意識を感じたりして、
お互い一人ぼっちを支えたキャリーとの仲がぎくしゃくしちゃうの。
でも、あれが良かったよね。
「私もずっと隠してた。
　スティーブとの別居は大間違いよ！」とキャリーに言われるシーン。
自分でも気付いていたけど
本当にその通りだったんだもん。

ブレディ、随分大きくなっていて
ミランダは合わないのにＰＴＡの活動なんかもしてる。
ミランダに何かと批判的だったマグダとの関係も
４年後の今はとてもよくなっていて、
マグダはミランダのお母さんみたいになっているのが良かった。

間違いに気付いてからのミランダはいつも潔い。
カプチーノの泡が唇についているのを鏡でみて
その途端に自分だってマイナスばかりだったってことに気付く。
そういうことってあるよね。
些細なことで目からウロコが落ちたようになるの・・・。

ミランダの大きいフープピアスが素敵だった！

次はサマンサ。

なんと、劇中で５０歳をお祝いされてしまうサマンサ。
ドラマシリーズでは
「私ってあなたたちより、少し年上なの。」
なんて言ってたサマンサだけど
大病を乗り越えて
年齢を受け入れながら自然に生きていくことを覚えたのかしら。
もちろん、受け入れ態勢はばっちりだけど。（ボトックスとか）

シウも大好きなイケメン、
スミスと別れてしまった・・・
得意のセリフ、
「あなたを愛しているけど、
　それ以上に自分の事をもっと愛しているの。」
サマンサは愛情深い人で
男のようにセックスを楽しんでするけど、
本当は誰よりも誰かを愛しちゃうんだよね。
リチャードとも同じセリフでさよならしたっけ。
スミスと別れたのは
すごくサマンサらしい感じ。
もしもこのままスミスと続けて幸せになる・・って終わり方だったら
全然サマンサらしくないし、
全然ＳＡＴＣらしくなかった。

サマンサの黒ビキニ、
年齢相応な感じで洗練されていて素敵だった。

で、シャーロット。

シャーは今回一人だけずっと幸せなの。
「皆に大変なことが起きて、
　私一人だけ幸せが続くわけが無い。
　幸せすぎて怖い。」
と、奇跡的にできた赤ちゃんも
以前のように流産してしまうのではって心配している。
でも、ドラマファンは知ってるよね。
シャーはすっごく辛い事をたくさん乗り越えてきたでしょ。
トレイとの離婚、
ハリーとの結婚に行き着くまでの紆余曲折、
そして、流産、不妊。
だから今回のシャーはずっと幸せでよかった。
「あなたが生まれた日を呪ってやる！」
っていうセリフも良かった。
結婚式の会場からキャリーを連れ出すときの
一瞬にして３人がキャリーの為に結束するシーンは感動的！
ビッグに向けた、
いつもの可愛いシャーからは想像できないようなすごい形相とか。

マタニティ姿も可愛いシャー。
それにメキシコでのマキシドレス姿も。

そして、キャリー。

あのチュチュドレスはもちろん、“ＴＡＫＥ！”だよね。
あれを捨ててはだめ。
今回もキャリーしかできないファッションを
沢山見せ付けられたよ。
ニーハイとか、ネクタイファッションとか、
ピンクのタンクドレスとか、
絶対キャリーしか着られない・・・・。
それと、
ビッグとのベッドでロングのパールネックレスを付けているのが新鮮。
あれは絶対にシウも今度やってみるぞ。
（って、寝ているシウを見て
　相手が思わず首絞めたくなるかもしれないけど）

今回のキャリーは、
年上女が可愛い若い女子にどう対応すれば正しいのか、
そこのところを教えてくれている。
ジェニファー・ハドソン扮する“セントルイスのルイーズ”、
良かったよね。
ところで日本なら
友達とルームシェアしている貧乏な女の子も
ルイヴィトンを持っていたりするけど
ＮＹだとああやって聞いちゃう感じなんだ・・・。
“ルイーズ・ヴィトン”っていうエピには笑えた。
すっごく良い話。
もちろん、ルイーズもムカつくギャルじゃなかったし。

ビッグが結婚式に現われなくて
キャリー曰く“昏睡状態”に落ち込んでいた時、
鏡に映った顔がまるで老婆のようだった。
「女優なのに、いいの？」って思ったけど
そういうところもリアリティを追求して
妥協を許さないサラ・ジェシカ。

やっぱりビッグしかいないよね。
ラストはビッグが３人を集めてくれていて
幸せな時間を共有できたのは本当に泣けちゃった。

相変わらず、オシャレ番長ぶりが健在だった！
グラディエータサンダル、
なかなかあんなふうにこなせる人はいないよね。
さすが。
あと、キャリーの下着見せスタイル。
マネするのはちょっと無理だな・・・・

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ドラマシリーズでは
お互い“ビッチオカマ！”なんて
罵り合っていた、
アンソニーとスタンフォード。
だんだんと仲良しになっていたみたい。
シウはスタンフォードとキャリーの会話が大好きなのに
今回はあまり無くて残念。

それと、なんだかんだ言って
今回はお馴染みのサマンサのセックスシーンが無かったような（？）
ミランダが一番あって、シャーもあったっけ・・・
で、ビッグとキャリーのは無かったよね。
（ビッグの塗り絵ははみ出しちゃうらしいけど。）