★we were on a break★

水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

『ココ・アヴァン・シャネル』

2009-09-18 18:04:55 | 映画
女の人ならだれでもシャネルを知っているし
思い出もあると思う。

彼女がジャージーを初めて女子服の素材にしたのは有名な話だし
ほかにもシャネルが始めたこと、って多い。

男がプレゼントして間違いないブランドの一つだし。


オドレィは後半、まるでシャネルが乗り移ったのかと思うほど
シャネルだった。

エティエンヌとボーイっていう
二人の照的な男が出てきて
その両方から愛されるガブリエル。
一人はココとして、もう一人はガブリエルとして。

どちらかといえば
ボーイのほうに好感が持たれるのだろうか。
でも、シウはエティエンヌが素晴らしい男だと思った。

当時の男なら
女子はかわいらしく着飾り、男に愛されるために生きるのが普通。
そんな考えは当然だった。
だからエティエンヌを責められない。
でも彼は結局は献身的にココを愛し続けたと思う。
彼にとっては
結婚の申し込みは
それこそ大冒険だっただろう。

一見ボーイのほうが進歩的で
フェミニストのようだが
映画には出てこなかったけど
ボーイはガブリエルを尊重する一方、
自分の妻を男のための道具としてしか見なかったわけだし
男女平等の考え方というわけではなかったのだ。

って、二人の男の姿を描いた物語としても楽しいかも。

ラスト、ファッションショーのシーンは
急に時代が昔から現代に変わった。
その劇的さが感動的だった。

もうすぐ公開のシャーリー・マクレーン版も楽しみ。

ココ・アヴァン・シャネル - goo 映画
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