今航海で見られたトウゾクカモメ類は、オオトウゾクカモメ、トウゾクカモメ、シロハラトウゾクカモメの3種でした。
一番多かったのはトウゾクで、オオトウゾクとシロハラはごく少数でした。
トウゾク類の年齢形質と勝手に思っている上尾筒の横縞、上面の淡色の羽縁が良く見える。
P7あたりが換羽中なことから幼鳥ではなさそう。
トウゾクのターゲットになっていたのは主にミツユビカモメですが、ミツユビが少ない . . . 本文を読む
海鳥ばかりだとコアなファンにしか受けなさそうなので、たまには花も載せていきます!
第一弾は、一回登れなくてそれでもすぐにリベンジして登頂した東大雪山系のニペソツ山からトカチビランジを紹介します!!
カラフトマンテマとは違い、かなり派手な花でした。
タカネシオガマ、トカチオウギあたりの貴重な花が写りこんでいるあたりが、ニペソツ山の凄さを物語ります。
美しい花を拡大!!
この美しさには . . . 本文を読む
時期的にちょっと遅いかなぁって思いましたが、今航海では多数のハジロミズナギドリを観察する機会に恵まれました。
観察した海域はだいたい北緯40度以南で、多かったのは北緯38度から39度付近でした。
陸地からは200km以上離れた外洋域です。
ハジロの特徴はなんと言っても翼下面の白色部ですね!
ってことっでもう一枚。
2個前の記事でも触れましたが、風が強い日に頻繁に飛ぶのは興味深いです。
. . . 本文を読む
今航海ではアカアシミツユビカモメがたくさん見られました。
その数、7回17羽。全て幼鳥でした。
釧路から厚岸の南約50-150kmの海域で見られました。
海洋観測で停船中に船のまわりにミツユビカモメがたくさん集まってきます。
それに何羽か混ざる時がある・・・そんな感じです。
翼後縁の白色部がとても目立ちます。
ミツユビカモメ幼とは違って、上面のM字模様はありません。
尾羽先端の黒色 . . . 本文を読む
10/13-20で、再び釧路沖で調査を行ってきました。
メインは根室から十勝までの沿岸域(陸地から数十kmから200km)でしたが、
一度、北緯38度(仙台あたり)の沖合、陸地から300kmくらいまで行きました。
例年よく海が荒れる時期とのことでしたが、日頃の行いが良い(!?)おかげか、期間中は荒れることも少なく、快適な調査航海になりました。
見られた鳥は以下の通り・・・
シロエリオオハム . . . 本文を読む
釧路沖
2010-10-10 | 海鳥
粟島から帰ってきてから早1ヶ月が経ちました。
その間、何も更新がなくて申し訳ありませんでした・・・
先週は学生の実習航海のTA(teaching assistant)で苫小牧沖から釧路沖の海域へ行ってました。
例年通り、ミナミオナガミズナギドリ、カンムリウミスズメ、オオトウゾクカモメなんかが見れました。
ミナミオナガは3回3羽と寂しいものでしたが・・・
13日からも9日間ほど釧路沖の航 . . . 本文を読む