朽ち果てたボロボロのBMW R100CSを引き取って、5年間の歳月をかけてコツコツと修理を重ね、ようやく修理の本丸であったエンジン腰上のOHも終わり、まともに動くようになった。4月14日(日)は、春本番の陽気に誘われて、復活したR100CSを駆って、春の湘南の海と箱根のお山を堪能して来ました。
生産されて40年以上の歳月を経て、ツインショックのR100CSはどんな走りを見せるのか?約250キロの日帰りツーリングながら、高速やワインディングを通して、その素性を垣間見ることができた。その走りは、直線では、重いフライホイールをブンブン回して突進するドイツの重戦車そのもの。頑強な走りである。しかし、これがワインディングに変わると、軽いフットワークとボクサーツインの中低速を活かして、アクセル操作だけで、右に左にワインディングを軽快に走り回る。まるで別のバイク?思えるほど、その性格を変えるところが面白い。そしてボクサーツインに共通して言えることが、「疲れない」である。このままあと500キロくらい行ける。。。みたいな。帰宅しても疲れが残らないのがいい。まことに不思議なバイクである。