普段バイクに乗る時のギアとして、まず最初に思い浮かぶのはヘルメット。次にグローブ、そしてウェアであろうか。最近はプロテクターも重要なアイテムとなっていますね。では、足元はどうだろうか? たぶん優先度合いとしては一番最後かな?しかしながら、バイクに長く乗ると安全面や操作性でライディングシューズの重要性がヒシヒシと分かって来る。いまでは頭部を守るヘルメットと同じくらいシューズにも気を使っている。
普段ライディングシューズは、サーキット専用のものから、普段の街乗りをカバーするために4種類のライディングシューズを使っている。今回は、サーキットとツーリングメインで使っている2種類のシューズをご紹介します。
写真はサーキットメインで使っているダイネーゼのAXIAL D1 BOOTS。ダイネーゼのブーツの中では最高の安全性を誇る。インナーにはドライカーボン製のプロテクターが入っており、軽量でありながら、がっちりと足を保護してくれる。特徴はとにかく軽い。保護過剰で重くなりがちなレーシングブーツとは大違い。スニーカー感覚で最高のプロテクション効果を得ることができる。普段の街乗りからツーリングにおいても使える万能性を持ち合わせている。
次は、ツーリングメインで使っている同じくダイネーゼ製のAXIAL GORE TEX BOOTS。内容としては、上の製品と構造はまったく同じ。ただしこちらは、ゴアテックスが使われていて、雨天時でも中まで雨水が浸透しないように作られている。また長時間のライディングによる足の蒸れを防止するために適度に湿気を外に逃すようにできている。こちらも軽い。足元が軽いと疲労が軽減され、事故時においてもブーツの重みがハンマーのような回転作用を起こさず、怪我の軽減にもつながる。