筑波サーキット2000で開催されたHideout Racing走行会に参加してきました。春にBMW M1000XRがデビューしたが、どうなんだろう。。。価格は400万円。外装はフルカーボン。筑波サーキットでコケたとして、修理費用にいくらかかるんだろうか。走行会レベルにしても大きなリスクは覚悟したほうが良いだろう。自分がこれからサーキット走るなら、安い方のM1000Rなんか良いかもしれない。自走でサーキット行くならXRは楽なんだけどね。。。
朽ち果てたボロボロのBMW R100CSを引き取って、5年間の歳月をかけてコツコツと修理を重ね、ようやく修理の本丸であったエンジン腰上のOHも終わり、まともに動くようになった。4月14日(日)は、春本番の陽気に誘われて、復活したR100CSを駆って、春の湘南の海と箱根のお山を堪能して来ました。
生産されて40年以上の歳月を経て、ツインショックのR100CSはどんな走りを見せるのか?約250キロの日帰りツーリングながら、高速やワインディングを通して、その素性を垣間見ることができた。その走りは、直線では、重いフライホイールをブンブン回して突進するドイツの重戦車そのもの。頑強な走りである。しかし、これがワインディングに変わると、軽いフットワークとボクサーツインの中低速を活かして、アクセル操作だけで、右に左にワインディングを軽快に走り回る。まるで別のバイク?思えるほど、その性格を変えるところが面白い。そしてボクサーツインに共通して言えることが、「疲れない」である。このままあと500キロくらい行ける。。。みたいな。帰宅しても疲れが残らないのがいい。まことに不思議なバイクである。
昨年の秋に、筑波サーキット2000で開催されたHideout Racing主催の走行会にBMW S1000XRで参加してきました。S1000XRは、GS譲りのアドベンチャーなボディにS1000RR4気筒のエンジンを搭載したクロスオーバーバイク。車体はこの上なく大柄だけど、いざサーキットを走ってみるとS1000RR譲りのハイパーエンジンが車体の大きさを感じさせないほどのパワーを繰り出す。前後17インチのタイヤのおかげで、コーナーもスイスイと右に左にとリズミカル。走行会にはS1000RRも多く走っていたが、見劣りするほどの大きな差も感じることなく、走ることができる。ただし、サーキットはタイム計測あってこそ。自分のタイムをどれだけ縮めることができるかが、サーキットを楽しむ醍醐味である。そんな攻めの走りにおいては、S1000XRは大きすぎるかな。。。やはりSSリッターバイクの本気の走りには、ついて行けない。ただ大きな車体がゆえのメリットもある。それは車体の安定感。SSバイクのように、ギンギンに筑波を攻めることはできないが、大きな車体がゆえの安定感に守られながら、サーキットを楽しむことができる。タイムこそ追わないが、サーキットを安全に楽しく走る向きには、このS1000XRはありかもしれない。ツーリング気分で自走でサーキットに来て、サーキットでスポーツ走行を楽しんで帰るみたいな。タイヤもツアラー用からハイグリップタイヤに履き替えて見るのもよい。ツーリングメインの走り屋さん向けのバイクであることにはまちがいない。昨今、さらにハイパーなエンジンを積み、足回りを固めて軽量化した、走りを極めた上位モデルのM1000XRが発表されたが、どんな走りをするのだろうか。興味は尽きない。
筑波2000のアジアコーナーを軽快に駆け抜けるBMW S1000XR。
秋のサーキット日和。10月14日(日)は、千葉県の袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催された、RIDE HI バイクギャザリング走行会に参加してきました。RRゆづりのパワーユニット、電制もすばらしく気持ちよくサーキットを走ることができました。S1000XRは、長距離ツーリングからワインディング、サーキットまで素晴らしい走りをしてくれます。難点を言うなら、シート形状。これはサーキット向きではありませんね。あとはバックステップが欲しいところ。
さて、S1000XRの上級スポーツバージョンであるM1000XRがまもなく発表されますが、どんなバイクに仕上がっているのでしょうか?期待したいですね。
S1000XRのボディデザインは、アルプスの氷河をイメージさせるアイスグレーに包まれたデザインだ。速度無制限のアウトバーンを走り、4000mを超える山々が連なる山岳地帯のワインディングを走破して、国境を越える。S1000XRはこうした過酷な環境を走破するために生まれたバイクなのだ。