第5回 福岡、中洲「レッスンワン福岡校」

福岡 中洲 「Lesson.1 福岡校」
私は迷っていた。そう、行くか逝かないか、それが問題だ。
私は3月末から拠点を愛知から福岡に移している。そして今は4月中旬、そろそろ新環境にも慣れてくる…時は来た。
拠点は久留米であるが、久留米はデリヘルこそあれ店舗型は少ない。逝くなら電車で博多へ移動し中洲を攻めるべきだ。それはともかく今日は月曜にして代休となっておりチャンスだ。しかし片道1時間かけて行くのも…と迷っている時、私の同僚が誘ってきた。「そろそろ溜まってきたから一緒に逝かない？」
全く行く気は無かった、さらさら無かったのだが、同僚の誘いを断るのもイケない。というわけで博多は中洲までやってきたのである。

福岡が誇るショッピングモール、キャナルシティ博多の目と鼻の先には夥しい風俗街。取り敢えず同僚と一緒に無料相談所に入る。おばちゃんが話しかける
「お兄さんたちヘルス？ソープ？」
「ヘルスで」
「予算はどのくらい？」
「15000円くらいで」
「それならソープと変わらないからソープにしときなよ」
そこから怒涛のソープ推しが始まった。しかし残念、童貞の意志は息子より固い。すぐに場を辞して新たな店を探す。
お、そうだ。過去の同志達のオススメを再調査しよう。
というわけで「Lesson.1 福岡校」にやってきたのである。
同僚は誘ってきたくせにキョドりすぎである。エレベーターで5階に上がり受付をする。このお店のコンセプトは学園イメプレ、制服コスプレが充実している。50分で15500円、予算通りである。名古屋と違い入場料が無い代わりに指名料がかかる。5人の中から選べるらしいので、同僚とせーので指差し決める。運良く被らず、リリちゃんを指名した。ポイントカードなるものを有料(1000円)で作らされたので、結局入場料あるのと変わらない。ポイントカードは偽名でも良いらしいので「邦本春夏クニモトハルカ」にした。なんとなく。

コースとしては4コース、恋人コース・痴漢コース・夜這いコース・逆夜這いコースがある。問診票なるものに希望するプレイ内容やオプションを書いて提出する仕様だ。同僚は恋人コース、口内発射、眼鏡、ノーブラ、女教師(服装)を選んでいた。分かってない奴だ。
私は夜這いコース、口内発射、眼鏡、セーラーを選んだ。これぞ鉄板。

さて、待合室には同僚と私だけ。店員が缶のコーラを持ってくる、なかなか気が利く店である。10分もしない内に同僚はカーテンの奥に消えていった。15分後に私の番である。待合室の中央に立たせられて「禁則事項の同意」を店員に求められる。目線のちょっと上には隠しカメラがあったので、あれで問題を起こす客に対して証拠とするのだろう。問題を起こす気はさらさら無いが、撮られて良い気はしない。
夜這いコースなのでシャワーを1人で浴びる。石鹸には体洗い用と武器洗い用が用意されており、私の短機関銃は消毒された。イソジンやリステリン歯磨きも実行する。シャワー室の横がマジックミラーになっており、客が本当に実施したのか確認出来るようになっている。厳重である。シャワー室から出るとベッドにはセーラーを着てアイマスク装着の嬢が寝ている。さぁ、イタズラの時間だ！

いや、普通に軽いマッサージから入り服を脱がせていくだけなんだけど…。うむ、今回も大当たりだ。ちょうど良い手のひらサイズ、太すぎず細すぎず、丁度良いムチムチ感。ただ問題があるならばムダな喘ぎ声か。演技せんでええやん、というより寝てる設定ちゃうんか！
それはともかく体は極上である。本丸はかなり小さめ、小指の先ほどしかない。ん、これ指入るんか？
すんなり入った、中は結構広い。スペアポケットである。未来の技術はここにあったのか。ちゃんとローションが仕込んである、ただし舌を積極的に使う身としてはヌルヌルし過ぎるのは気に入らないポイント。敵を確実に討つ為に弱点を探る、ん、無いぞ？豆が見当たらない。舌で探っていると小指の爪ほどの小豆が見つかった。小さ過ぎじゃないか？ちなみに四次元ポケットの中は完全な無味無臭であった。色々と堪能していると既に30分経過している。これはマズい
「交代よろしく」
アイマスクを取る嬢、結構可愛い。おもむろに眼鏡を装着し始める、そういえばオプションで眼鏡を付けていたんだった。軽い雑談をしつつ乳首を舐められる。乳首舐められても微妙なんだなぁ…
小銃のメンテナンスが始まる。なかなかの舌技、というよりも過去最高クラスに上手い。小隊長！これ以上は戦線崩壊します！撃て！
小隊長の指示に従わず勝手に射撃命令を出した分隊長が如き所業。私の意思に反して短機関銃が勝手に暴発し始めた…そんな状況も口で優しく受け止めてくれた。まさに女神、口内発射を嫌がらずにやってくれるのはかなり良い。問診票通りに任務を遂行してくれる、かなり教育が徹底された店だ。

その後は命令違反をした分隊長の元気が無くなってしまった。嬢の奮戦のお陰で元気を取り戻すも時既に遅し、無慈悲なコールが鳴りシャワータイムとなった。シャワー室で改めて見る嬢はかなり身長が低め(145cmくらいか)だがグラマー、不思議な感覚になりつつもバトルは終了した。プレイルームを出る際もDキスをしつつ抱きしめてくれる、まさに擬似恋人といった感じで満足度高め。

待合室に戻ると先に終わっていた同僚がテレビを眺めながら沈んだ顔をしている。さては大ハズレに当たったか？
テレビを観ながら同僚が呟く「熊本が大変な時期に俺たちは何をしているんだろうな…」
大変なのはお前の賢者モードだよ。
散々乗り気だったくせに何を後悔しているのか。後々聞いてみるとハズレだったらしくキスもしたくなかったようだ。あまりに乗り気じゃなかった為、嬢に「目を瞑ってていいよ」と言われたらしいが…そこまで露骨に拒否するとはどんなレベルだったのか気になるところ。ただし同僚は「奉仕させるのは好きだが自分がやるのは嫌」という私と真逆のスタイルである。

ちなみにメッセージ入りのカードを貰った。「先輩へ 今日は遊びに来てくれてありがとう。めっちゃ気持ちよくしてもらっちゃって嬉しかったです。先輩の性格も好き♡ 時間あっという間だった。福岡性活楽しんでね」だそうだ。書き慣れていらっしゃる。

こうして私の初の中洲遠征は成功に終わった。次はどこを調査するべきか、それが問題だ。


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Lesson.1 福岡校