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レアアース使わず磁石材料を大量合成

2011-03-04 17:24:34 | 京都異業種交流会 I.C倶楽部
戸田工業や東北大学などの共同研究グループは3日、レアアース
(希土類)を使わない磁石材料の大量合成に成功したと発表した。

鉄と窒素から成るナノ(ナノは10億分の1)メートルサイズの微粉末で、
電気自動車(EV)などのモーター用磁石に使えるとみている。

トヨタ自動車や本田技術研究所とも協力し、2023年までに実用化を目指す。

新材料は直径数十ナノメートル~数百ナノメートルの窒化鉄の微粉末。

鉄を含む有機物などを原料に使い、化学合成法を工夫して均一な
性質で数十グラム作ることができたという。

実用化には熱や圧力をかけて固め、磁石として成型する必要がある。

研究グループの高橋研・東北大教授は、新材料で磁石を作れば
「既存の磁石より1.6倍ほど磁力を高められる」とみている。

その分だけ磁石を小型化でき、出力を落とすことなく
モーターの大きさを4割程度小さくできる見通しという。

現行のEVに使うモーター用磁石はレアアースの一つネオジムと鉄、
ボロンが主成分。ネオジムは生産の大半が中国に限られ価格も上昇し、
代替技術が求められていた。

日本経済新聞より抜粋

日本のこれからを期待できる記事だ。




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