エスリードジャパンのブログ

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滑りの原因て本当に、こんな事なの?(すごく大事な事なのに・・・)その2

2022年03月18日 | 新技術
温泉やスーパー銭湯等、温泉成分を含む施設様を利用しているお客様方が喋っているのを聞いていると、個々のお風呂は温泉成分の性質でヌルヌルして気持ちいいですね。でも、床は滑るので気を付けないと・・・

とか言っています。

人の肌は基本酸性なので、温泉に入ってヌルヌル感が有るのは、アルカリ性の温泉成分が皮脂に反応している為です。酸性の温泉ではヌルヌル感は有りません。

床が滑るので・・・

床がヌルヌルして滑ると感じるのは、タイル内部に蓄積して溢れ出ている体脂肪、シャンプー、リンス、石鹸カス等が交じり合って醗酵している汚れが原因です。こういう汚れが蓄積している浴場の中は、温泉臭と共に醗酵臭がしていると思われます。このヌルヌル感や醗酵臭等の元になっているタイル内部に蓄積して溢れ出ている体脂肪、シャンプー、リンス、石鹸カス等が交じり合って醗酵している汚れが雑菌の餌となり菌が増殖する原因になり衛生的にもかなり悪い状態です。お薦めは、しっかりした知識と技術でタイル内部の醗酵して固まっている体脂肪をメインとした汚れを出せるだけ出して、滑りを止めてヌルヌル感もなく衛生的な床にする事が重要です。

滑りを止めて体脂肪などの汚れを除去し衛生的になったら終わりではなく、その後、長く効果を維持出来るようにがコストダウンに繋がり衛生面でも維持する事が大切である。

弊社の汚れ、滑りの酷い浴場での施工例では、

①床材、汚れに適合した溶剤塗布し、タイル内部の隙間を拡げ固まって滞留している体脂肪を浮かせる。

②○○で中和処理し炭酸ガス作用を利用して、体脂肪を浮かせる。

③アルカリ性洗剤で洗浄1回目PH○○レベルで大量に吐出した体脂肪を可能な限り中和分解する。

④お湯で洗い流し防滑効果の確認をすると共に、再度浮き上がってくる体脂肪の確認をする。

⑤浮き上がってきている体脂肪の状態によって、再度溶剤を塗布する。二回目の溶剤塗布は○○ように溶剤を塗布し、

 さらに隙間を拡げ体脂肪を浮かせる。

⑥再度、○○で中和処理し炭酸ガス作用を利用して更にタイル内の体脂肪を浮かせる。

⑦アルカリ性洗剤で洗浄2回目はPH○○レベルで洗浄する。

⑧再度お湯で洗い流した後、防滑効果を確認。防滑効果は十分ではあるが体脂肪は浮いているいる。

⑨アルカリ性洗剤で洗浄。3回目もPH○○で洗浄する。

⑩再度お湯で洗い流した後防滑効果を確認。十分に効果はあるが体脂肪はまだ浮いてくる。

 弊社はこのような施工手順で施工をさせて頂いています。

 防滑施工を経験された方々は、なぜそこまでするのと聞かれますが、お客様や利用される

 方の安全安心を考えてやるこの手法が弊社の常識です。

S-LEAD JAPAN

滑りの原因て本当に、こんな事なの?(すごく大事な事なのに・・・)その1

2022年03月17日 | 新技術
そもそもどうして転倒してしまうのでしょう。
目次

物理的要因
肉体的要因
まとめ
物理的要因
まず考えられるのは物理的な要因です。
①汚れや異物によるもの
滑る物理的要因は床面と脚の間に水・空気・土砂・油脂成分などが入り込むことによって摩擦力が減り、滑りが発生するためです。滑りやすい床面でも乾燥状態であれば摩擦力はあるためさほど滑りません。特に浴場やプールなどは常に水が湛えられている状態のため、水垢や温泉成分の付着や苔などの付着がしやすくさらに滑りやすくなります。

って、滑る原因をこんな感じで書いているのを見かけました。(笑)
(床面と脚の間に水・空気・土砂・油脂成分などが入り込むことによって摩擦力が減り、滑りが発生する)これが原因であれば理屈的に、日常清掃をきちんとして、土砂・油脂成分を取り除くだけでも滑る床はげきげんしますよね・・・
でも滑りますよね。なぜなのでしょう。
タイルや石の床が滑るのは、床材の組成が関係しています。
タイルや石はどうして出来ているのでしょうか?そこを考えないと根本的な原因解決にはなりません。
なぜ、床面と靴底や足の間に油脂成分が入り込むのか、その油脂成分は外の床、お風呂の床、厨房などの床でも同じなのか?・・・
それを理解していないと滑り止めを施工して一時的に止まったとしてもまた滑り出し、どうしていいのかわからなくなると思います。
お風呂の場合は、日常清掃はどうされていますか?1日に何人ぐらい利用されていますか?利用者の1番多い年齢層は?温泉分析書を見せて頂けますか?等々を確認させて頂いてからお話をさせて頂いております。なぜこのような事を最初に確認させて頂くかというと、そこに滑る原因が有るからです。
確かに水・空気・土砂・油脂成分も関係していますが、その油脂成分成分が大きく作用しています。
まず場所を確認するのは、近くに道路や駐車場が有るのか?道路は幹線道路か車の通行量などが影響するので・・・
そこに蓄積している油脂成分は?
‎厨房ではお店は何屋さんなのか? (中華料理店、和食店、洋食店、ファストフード店か等)により、蓄積している油脂成分は?‎
スーパー銭湯、温泉など、お風呂のでは1日の利用者の人数や、年齢、温泉成分等が影響します。
お風呂の床に、蓄積している油脂成分は?
場所ごとに滑る要素の原因が違うので、滑り止め施工と言っても1~2種類の溶剤では対応出来ません。
スーパー銭湯、温泉等、施設様ごとで温泉成分が違うと溶剤も変えないと適合した施工が出来ないのです。
続きは次回に・・・

           

セラミックタイル(鏡面仕上げ)は、濡れると滑りやすい素材だった。

2022年03月15日 | 新技術
セラミックタイルは防汚性、 耐久性、高級感、反射率の高さ等から、多くの店舗や商業施設、施設等で敷設されています。

特にコンビニやドラックストアでは、店舗イメージの向上を目的に採用されています。しかし、普及に伴いセラミックタイルは滑りやすいという問題が顕著になっています。雨の日の入口付近や水回りの床濡れで、転倒事故が年々増えており無視できない社会問題です。

こんなことで、ヒヤッとしたことはありませんか?

・雨が降ると濡れた店内の床で滑りかけた、滑った

・雪が積もると晴れていても滑る

・設置しているマットの先の床面が滑ることがある

・滑る要素がない想定外の場所で、滑りが発生する等



セラミックタイルを防滑施工が出来る業者が少ない・・・という問題

あまり知られていませんが、セラミックタイルの滑り止めの施工を行える専門業者は、ほとんどいません。滑りを止めるだけということはどこの業者も可能です。

しかし、美しい光沢を100%近く残しつつピタッと滑りを止めるには、世間に出回っている既存の溶剤では対応できないからです。業者に施工してもらったが光沢が失われた・・・。効果がすぐになくなった。といった声は後をたちません。

施工可能な業者はごく一部なので、探すのもたいへん。下手に業者に頼むと、滑り止めの効果は出ても光沢や色合いを損なってしまう危険性が高くなります。

もしかして御社のゆかも・・・?

どの業者も対応できない! 滑り止め不可能な中国製セラミックタイル

いま日本で主流になっている中国製の安価なセラミックタイルをご存じですか?
磨きのコストを省くため表面にシリコーン樹脂をコーティングし、本磨きに似せたセラミックタイルです。(見た目では、本磨きか中国製かは判断できません)

このタイルの問題は、

樹脂の上から滑り止め施工が出来ない(溶剤が通過しない)

・樹脂を剥離すれば滑り止めは施工できるが、本磨きとはほど遠い美観になり、タイルが汚れやすくなる

 つまり、滑り止め不可能な床材です。

 さらに問題なのが、仕入れの時点で本磨き(本物)かシリコン系(偽物)かは一般では判断できない点です。

 敷設後、防滑施工を行おうとして初めて判明するケースもあります。もちろん防滑業者は対応できない為、依頼してもうまくいきません。


無料デモ施工も承っております。

お気軽にお問い合わせください。