元高校教師のブログ[since2007/06/27]

地元仲間とのウォーキング、ハイキング、サイクリング、旅行の写真入報告。エッセイや意見も。

馬掘海岸駅から観音崎へ(前半)

2008-02-18 18:27:35 | Weblog

日時:2008年2月16日(土) ホリデーパス利用(2,300円) 船橋駅で各自購入
行先:
馬堀海岸から観音崎公園へ (徒歩約10キロ)      

交通     鎌ヶ谷(6:57)--(7:07)船橋(7:23)--[快速]--(9:02)横須賀
          (9:10)
---[徒歩]---汐入(9:28) ----[京浜急行150円]----
        (9:38)
馬堀(まぼり)海岸               

    久里浜(17:16)-------津田沼-----(19:45)鎌ヶ谷大仏

【コースとタイム】*トイレ有り
馬堀海岸駅*(9:45)→(10:00)浄林寺→馬頭観音堂(10:15)→(10:40)走水水源地→(11:00)*旗山崎(11:15)→(11:20)走水神社(11:40)→大泉寺(11:50)→観音崎レストハウス→(12:15)*カフェ・エルム[昼食](13:40)→{権現洞→(14:10)観音崎灯台→東京湾海上交通センター→海の見晴台(14:45)→(14:50)*戦没船員の碑(15:00)→(15:10)*展望園地(15:20)}→バス停・腰越(15:33)--[バス210円]---浦賀駅--[タクシー1,340円]--*ペリー記念館/ペリー公園(16:45)--(バス170円)--京急久里浜駅→JR久里浜駅
          ※カフェ・エルムURL   http://www.cafeelumu.jp/

【記録】このコースは歴史コースと言ってもよいくらい史跡に富んでいる。京浜急行・汐入駅で下記のパンフが用意されていた。家を出るときは地図をいくつか用意していったのだが、それらは殆ど無用になった。つまり、下のパンフはよく出来ているので、この日は、これで行くことにした。

 駅から少し歩くと、下記の場所に着いた。案内板が整備されている。

浄林寺から道路を50mくらい進むと、左手に地図③の馬頭観音堂があった。あれっ!「池月」という名馬は何処かで遭ったぞ。そうだ、保田の水仙ロードでだ。→水仙ロード(その1) →頼朝縁の「馬つなぎ石」の地域だ。そうか、ここにいたのか。「宇治川先陣の争い」でも活躍したのだな、この池月は。

 浄林寺に戻り、走水(はしりみず)海岸に向う。この辺は公園になっていて、桜の時期は賑わいそう。この日は、翌日の東京マラソンに備えてか、市民ランナーが訓練のため、遊歩道を走っていた。
 下の写真は地図の④の走水水源地の前。左下の赤レンガは文化遺産だ。メンバーは駅でもらったパンフで勉強中。

 

下はパンフ地図の⑤の御所ケ崎。江戸時代は番所があった所でもある。

走水漁港の前を通って、地図⑥の走水神社に着く。境内には、歴史の勉強になる多くの記念碑がある。

碑文→「さねさし さがむのをぬに もゆるひの ほなかにたちて とひしきみはも」→さねさし相模の小野に燃ゆる火の 炎中に立ちて問いし君はも」 
 ※「さねさし」は相模の枕ことば。「はも」は感嘆を表す。草薙で賊に火攻めに遭い、剣を打ち払い辛うじて脱出した話は有名。だが、ここは第二の火攻めの場所か。炎の中でも私の身を案じて「大丈夫か?」と抱きしめてくれましたね、あなたは。
 碑文は左下の写真で、階段を上がって左の山道を登るとある。 

 

 

下の針塚の歌碑は階段下の広場にある。「草枕 旅のまる寝の 紐たえば あが手とつけろ これの針もし」  →.「草枕 旅の丸寝の 紐絶えば 我が手と付けろ これの針持し」 (4420番・防人の妻の歌)
※「まる寝」は衣服のままのごろ寝。「たえば」は、切れたら。「あが手と」は「自分の手で」。「もし」は「持って」。詳しくはリンク先のお世話になろう。→針供養 
     / [月岡道晴]万葉恋の歌(12)http://www.kokugakuin-jc.ac.jp/blog/column/kokubun/2007/06/12.html

   
大泉寺の手前の水琴窟で、古代の音に耳を傾けたりもしました。 

観音崎公園の入り口にあるレストハウスに着いた。食堂があるかと思ったら無い。一同諦めかけた。ふと見ると道路の向かい側に「カフェ・エルム」とある。だが、「コーヒーと軽食」の文字。念のため店に行き、メニューを見た。何と、ランチなど、あるじゃない!「突然の11名、大丈夫ですか?」とドアを開けて訊いてみた。中で女性スタッフがテレビをみたいた。他に客はいない。「大丈夫ですよ」の返事で、皆を呼び寄せて中に入った。メニューはいろいろある。ほとんごの者は「すきみ丼」を注文した。マグロの剥き身を乗せたものだという。
 ボリュームたっぷりで、これがうまい。しかも800円だと言うから驚いた。食後は本物のコーヒー付きだ。コーヒーを飲みながら、店内に飾ってある、トロピカルな楽器のことを訊ねているうちに、生で演奏してくれるという話になった。
 スタートがカイマナヒラ。南国の夜、--、最後に「荒城の月」を皆で歌って盛り上がった。我々、感激しっぱなし。


 エルムの小川さん夫妻。彼女は他でもボーカル。

 

 帰りがけに、マスターとブログ・アドレスの交換をして、店を出た。ラッキーでハピーなランチタイムであった。

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