「小人閑居して不善をなす」という言葉がある。私なども碌な事をしない。TVを見ていたらコマーシャルソングが流れた。でもオリジナルではなく、あの有名な曲だ。そこで、「不善をなす」ことになる。
You are my sunshine // My only sunshine
You make me happy // When sky is grey
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ここで使われている when は接続詞であるが、誰でも知っている「~のとき」の意味ではない。それだと、良い天気のときはハッピーにしてくれないことになる。その他の意味に関して、手元にある英和辞書ではあまり触れてない。
「~のに」の訳例に触れているのは少数だ。A.S.ホーンビーの、新英英大辞典に "although" の意味が載っていて、He walks when he might take a taxi.---彼は、タクシーがあるのに歩く(ほうを選ぶ)。---の用例がある。
他に、 in spite of the fact that --の意味も載せているが、上記の歌詞中での when にはどうもイマイチで、しっくりいかない。
そこで、手元にある辞書では何処にも載っていないが、私は when の前に even を付けて、「~のときでも」の意味にしたい。 「---彼は、タクシーがあっても歩く、という奴だ。」--- 如何であろうか?ご意見をたまわりたい。ちなみに、grey(=gray) にはハピーではない、cheerless, blue の雰囲気がある。