尾鷲でのアオリイカ＆カワハギ

３月３１日尾鷲


３月は年度末で忙しかった。
ゆっくりと更新する時間も無かったし、、、。
ネタ的には、
イサギ狙いに梶賀に出撃したけど予想外の風と波で撃沈したり、家族で姫路セントラルパークに行ったりとか、あったけどね。

さて、
長男と約束していた釣りに行かねばならない。
当初の予定では、若狭に波止のメバル・ガシラでも釣りに行くかと思ってたんだけど、日本海方面は天候が良くない。
太平洋側は良さそうだが、、、。
隆登に何が釣りたいかと問えば、「肝が喰いたい」と返ってきた。
日本語的に正しいかどうかは、別として、行き先は決定である。

梶賀でアオリが釣れまくってるし、カワハギも釣れてる様だ。
梶賀にしようかと思ったが、イカ釣りの客も多く、子供連れのトーシロのヤエン師では気が引ける。
尾鷲の宮城野に電話して、子供連れでイカ・カワハギが釣りたいと言うと、「イカはあんまり狙わせないのだけれど、他の釣人と離して降ろして良いなら」と了解された。
イカは、どうしても墨を吐く。
その墨はグレ・チヌにはあまり良くない。
グレ・チヌ狙いの客を大切にする船頭ならでは言葉だろう。

深夜１時に自宅を出発、フルフラットにして爆睡する息子は気持ち良さそうだ。
小アジを15匹とボイル1.5キロを持って尾鷲港に付いた。
5時30分に出港。すっかり明るく、来月からは30分早くなるそうだ。

さて、船は寺島に向かう。
舳先にはいかにもグレしか釣りません的な釣人。
ボチボチ寺島ではオナガが狙える季節になるんだけどね、釣れるもん狙った方が賢明な感じであるが、、、。
ボーズ覚悟のグレ師達が、寺島に降りたあとトガ島に向かって、内海島に降りた。
瀬元鼻を回ったところにあり、湾内でありながらグレも狙える磯だ。
船は白浜方面へと向かう。

沖向きは波を被ってるので、船付きで始めた。
ミチイトに３号のチヌ針を直結し、アジの尻ビレに打って遠投。
息子には胴付き仕掛けを渡す。
ボイルを付けて足元に落とすと直ぐに25㌢級のカワハギが来た。
その強引に軟調の竿は胴から曲がり、息子は必死である。
次に来たのは30㌢近い磯ベラ。
竿、伸されまくりで、サンバソウでも掛かったのかと思ったゾ。

気になるヤエンは音沙汰なし。
エギをセットしたが、頻繁に息子からヘルプがあるので、数投してやめてしまった。
竿受けが、もう１セット要るなぁ～。

そうこうする内に竿がお辞儀して、チリチリチリって
うふふっ
（やらしい笑いしてんだろうなぁ）
引き寄せるとグーッグーッと良型の手応え、慎重にヤエン落として800㌘をゲット！
2㌔超ってバケモンみたいな手応えなんだろうなぁ～。

潮が引いて来たので、沖向きに移動。
初めての磯歩きに荷物を持たせられるわけも無く、何度も往復する。
体力落ちてるわ～。

隆登：僕もイカ釣りたい！
Ryuto：そんな簡単ちゃうで、カワハギはもうええのか。
隆登：もう晩御飯には十分でしょう。
Ryuto：確かに、これ以上釣っても冷凍庫行きが増えるだけやしの～
Ryuto：ノマセでやってみるか
隆登：うん、やりたい。

（釣れんやろうな～と思いつつも）掛けバリをセットした仕掛けを渡し、ウキが沈めば軽く合せて巻け！
って、そんな簡単に釣れたら苦労しませんわ。

案の定、沈まないウキに退屈のため息連発。
そらそうや。
朝からやってるパパの竿にも１回しかアタリないのにって言おうとしたらチリチリチリ
寄せて寄せて、もうエエやろうとヤエンセットして投入。
竿を立てるが、、、手応え無し・・・？
ゆっくり巻くと根掛かり。
ショックでふらつきながら、外そうとロッドを左右に振っていると、「あっ、来た！」って。
彼は、仕掛け回収中だったので、まさか！アジの手応えやろうと思ってたら、小型のアオリが付いてるではないか
私が、タモ用意するから待ってと言ったか言わないかで、彼は豪快にブリ上げました。
隆登：イカ釣り簡単やな
Ryuto：・・・・・。

まだまだこれからでしたが、急に南風が吹き出し、足場を洗うようになったので船付きにまたまた移動。
つ、疲れた。
彼は、眠そうだったので、昼寝を進めましたが、頑張ると言う。
（寝てる間にフカセしようと企んだのを見破られた）

そのままドラマもなく、１時半となり最後にヤエン仕掛けを回収すると少し重い。
怪しいので、ゆっくり寄せるがジェット噴射の手応えはない。
風にブレる方が大きいぐらいだったが、小型が付いてる。
急いでヤエンを入れてゲットしたのは、17㌢のマイカ？スルメ？
アジは３匹残ってたので、もうちょっとと思ったが、焦って怪我でもしたら、嫁に合わせる顔が無いと仕舞いました。

いつも早めに来る宮城野さんですが、なぜかこの日はゆっくりで、30分以上待ったのだ。
勿体ない。

春の一日を海で過ごした息子は「楽しかった」らしいです。
たまにはこんな日もありでしょう。
あっ、そうそう。
寺島の面々は、ボーズだったようです。
白浜では、30㌢までが釣れてました。
宮城野のハゲ名人は、25枚ほど釣ったそうです。


本日のタックル
【ヤエン】
◆竿：1.5号
◆リール：LBドラグ3000番
◆道糸：ザイト・フラッシュ磯2号
◆針：オーナー・サスガチヌ3号、掛獲ヤエン
◆エサ：小アジ
【胴付き】
◆竿：1.5号
◆リール：LBドラグ3000番
◆道糸：ザイト・フラッシュ磯2.5号
■幹糸：ザイト・磯フロロ2.5号、ハリス：同2号
◆針：喰わせハゲＸ６号
◆エサ：ボイル


釣果
アオリイカ20～27センチ２杯、ケンサキイカ17㌢１杯、カワハギ７枚
磯ベラ、タカノハ、コッパメバル・ガシラなど