オカズ釣師の戯言

自らの行動を考える。

アコウって魚を食べてみた

2015-09-23 23:16:23 | 釣魚料理
アコウって魚が、存在するらしい。
西日本、特に関西では評価が高いらしい。
旬は夏でハタ科の魚らしいが、ハタ科では最も美味との評価だそうだ。
そんな噂があるかどうかは知る由もないが、アコウは美味い。
そして高い。
今回釣った3匹を活けで中央市場に持ち込めば、、、とは思わない。
これ、祇園辺りで食ったらどうなるやろう、、、とも思わない!
小生は、職業漁師ではないのだ。
家族が美味しく食べられれば、それで良いのである。


で、TOP画像なのだが、アコウとハマチのお刺身とサワラのナメロウ、アコウ皮となっている。
これだけでは当然足りないので、こんなこともしている。

上段左からマイカとアコウ、下段はアコウとハマチである。
まっ、マズイはずがない。

何が一番美味かったかというと「マイカ」である。
これを食ったのは、釣った翌日なんである。
で、問題なのだが、去年のこの時期に同じ西小川で釣ったハマチはイワシを食っていた。
このハマチは、小アジを食っていた。
アコウもベイトは小アジだった。
サワラの胃袋は空っぽだったが、恐らく小アジがベイトだろう。
イワシベイトと小アジベイト、釣り方が異なるのはもちろんだが、それ以上に異なる事がある。



そう!
魚の味である。
去年のハマチの画像と比べて見ると…。
どっちが美味そうですか・・・?


ジギングを始めてからの知識だが、魚の味は何を食っているかで全く異なる。
特にイカを食ってる奴は、アカン…。
アジは…。
釣った翌日で寝かしも足りないので、まぁこんなもんであろうか。
アコウは、身が固すぎる。
旨味も足りない。。。
ハマチは、あっさりと触感重視ならこれで良いだろうな。
夏の青物の標準ってところだろうか。
9月初めの志摩のハマチの方が美味かったが、奴はイワシを食っていた。



で、アコウは4日間寝かされることに。

大きさの割には脂の乗りはイマイチだったが、これぞ白身って味わいだ。
4日経ったというのに歯を押し戻すような触感。
噛めば噛むほどにハタ科独特の味が口の中に広がる。
美味い!
贅沢なシルバーウィークの昼飯だった。

で、晩飯は鍋のつもりだったが、暑かったのでアクアパッツァにしてみた。

旨味凝縮!
カマの身やホホ肉は最高やね。
ちょっと汁は多めで…。
もちろん出汁は、中骨で別に取ったものである。
〆は、パスタ投入!


味は、想像に任せることにしよう。
アコウとは、そんな魚である。


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2 コメント

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Unknown (シバちゃん)
2015-09-24 06:37:49
いやまぁ~ 贅沢な御評論 ごちそうさまですぅ~
オイラのカイズもそうだけど、売りに出すとかなりの値、でも、でも、そんなことしないで家族で味を楽しむ~
これぞ、釣師の醍醐味
釣りが趣味でなく 漁となると 面白くなくなるんでしょうねぇ~
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趣味と実益 (ryuto)
2015-09-24 19:32:18
シバちゃん
趣味の範囲にしとかないと好きな釣りも苦痛になりますからね~。
私は、若干はみ出しちゃってる気もしますが…(笑)
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