マレーバク
奇蹄目 バク科
Tapirus indicus 札幌市円山動物園
夢を喰う動物として知られているバク。体は熊、鼻は象、目はサイ、尾は牛、脚は虎にそれぞれ似ているとされる。
が、実際似ているのはせいぜい鼻と目と尾。それもそのはず、獏という伝説上の生き物とこの動物は違うためだ。
このため、伝説の獏とバクは卵が先か鶏が先かといった問題になっていることが多い。
マレーバクはマレー半島やインドネシアなどの東南アジアに生息する奇蹄目の哺乳類。
白黒の模様が特徴的で、帰って捕食者に見つかりやすいと思われるが、夜の森林では白の部分のみが目立ち
かえってわけが分からない状態となって捕食者の目を欺くのに役立っていると考えられている。
テレビなどで見たことがあると思われるが、子供の時はこのような色ではなく、ウリ坊の如く
白い筋が入って草わらなどにまぎれると見えづらくなるカモフラージュになっている。
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