ひさしぶりにDVDをレンタルして、家で映画鑑賞なんぞしてみた。「ナイロビの蜂」はずっと観たかった作品。
要約すると、英国の外交官が主人公。その妻の記者は、アフリカで配布されている薬に眼をつけ、製薬会社が『人体実験』を通じて巨万の富を得ようとしてることをかぎつける。
妻はそのことによって不利益を得る存在によって殺害される。そこで主人公は、外交官という地位を捨ててでもこうした黒幕を捉えるために奮闘し、非業の死を遂げるという内容。
二つほど、とても良かったなと思うところがあった。
一つは、アフリカの大地をものの見事に映像にしていて、ものすごくアフリカに行きたくなった。その素晴らしい大地とのある意味でのコントラストを使って、登場人物の心情を浮き立てている。本当に見事な大地だ…
二つ目は、資本主義の負の側面をこれでもかと訴えていること。ストーリー自体は、多少、非現実的(と僕は思う)な内容ではあったけれども、民間企業や援助機関ですら、自分の利益を中心的に考えているのが現実であり、それによって大きな不利益を得るのが現地の苦しんでいる人々であるということ。
その意味で印象的であったシーンは、スーダンでの難民キャンプでのこと。主人公は難民キャンプで働く援助機関の医者と話している途中、ジャンジャウィード(スーダンの武装勢力)に襲撃される。UNの飛行機で逃げる際、キャンプの子供を連れ込もうとするが、援助機関のパイロットは、援助機関の人以外は絶対に乗せられないといい、子供は自ら飛行機を降りる。これは、現実にもありえる光景だよね。
ただ、この映画を観ることによって、援助機関や企業を敵視するのは違うよね。たとい、そのような裏幕が現実にあったとして、援助の手を差し伸べ、各人が自立できるように手助けをし、または薬や食料を企業が提供することによって救われる人は大勢いるわけだ。
しかしまぁ、なんでアフリカ関連となるとこうネガティブなイメージの映画ばかりなんだろ。こういうのばっかだからネガティブなイメージばかり持たれるんだよ。実際には、ビル群があったり、裕福な生活をしてたりと、僕らとそんなに変わらない人たちだっていっぱいいるのにね…
要約すると、英国の外交官が主人公。その妻の記者は、アフリカで配布されている薬に眼をつけ、製薬会社が『人体実験』を通じて巨万の富を得ようとしてることをかぎつける。
妻はそのことによって不利益を得る存在によって殺害される。そこで主人公は、外交官という地位を捨ててでもこうした黒幕を捉えるために奮闘し、非業の死を遂げるという内容。
二つほど、とても良かったなと思うところがあった。
一つは、アフリカの大地をものの見事に映像にしていて、ものすごくアフリカに行きたくなった。その素晴らしい大地とのある意味でのコントラストを使って、登場人物の心情を浮き立てている。本当に見事な大地だ…
二つ目は、資本主義の負の側面をこれでもかと訴えていること。ストーリー自体は、多少、非現実的(と僕は思う)な内容ではあったけれども、民間企業や援助機関ですら、自分の利益を中心的に考えているのが現実であり、それによって大きな不利益を得るのが現地の苦しんでいる人々であるということ。
その意味で印象的であったシーンは、スーダンでの難民キャンプでのこと。主人公は難民キャンプで働く援助機関の医者と話している途中、ジャンジャウィード(スーダンの武装勢力)に襲撃される。UNの飛行機で逃げる際、キャンプの子供を連れ込もうとするが、援助機関のパイロットは、援助機関の人以外は絶対に乗せられないといい、子供は自ら飛行機を降りる。これは、現実にもありえる光景だよね。
ただ、この映画を観ることによって、援助機関や企業を敵視するのは違うよね。たとい、そのような裏幕が現実にあったとして、援助の手を差し伸べ、各人が自立できるように手助けをし、または薬や食料を企業が提供することによって救われる人は大勢いるわけだ。
しかしまぁ、なんでアフリカ関連となるとこうネガティブなイメージの映画ばかりなんだろ。こういうのばっかだからネガティブなイメージばかり持たれるんだよ。実際には、ビル群があったり、裕福な生活をしてたりと、僕らとそんなに変わらない人たちだっていっぱいいるのにね…