ありがとう

4月22日、私の父が天国へ旅立ちました。

去年還暦をむかえたばかりの60歳。

その10日ほど前から、昇圧剤の点滴をしての
血圧維持。
それで、なんとか血圧は落ち着いていました。

前日から、ほとんど会話をしなくなり
病院にいた母はずっと傍で座っていたそうです。

夜7時ごろに、
「もう、帰ろうね。また明日ね」
と声をかけて帰ろうとすると、
ずっと意識がはっきりしなかった父が
声を振り絞って、

「ダメ！」といったそうです。

それで、母は、病院に泊まりました。
それから何時間後かの明け方、
急激に血圧低下。

朝はやくから駆けつけた私たちは
ずっと病院で父に話しかけ続けました。

最期の瞬間は、苦しむ事なく
静かに目を閉じました。



3人の孫の顔を見せる事ができ
本当によかったと思います。

特にゆあの事を気にかけていた父。

病気が発覚してからは、
「ゆあの事は心配しないで。ちゃんと
お父さんが天国で見守っているから。」

とよく言っていました。

父は当初から命の期限を見据え、覚悟をきめていました。


みーちゃんはこれからも
じーちゃんの事は記憶に残ると思いますが、
あーちゃんの中にどれだけ
じーちゃんの存在が残るかはわかりません。

できるだけ、たくさんじーちゃんの話をして
じーちゃんに寂しい思いをさせないように
してあげたいです。


今までありがとう。そしてお疲れ様・・・。





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焦らず、一呼吸。

私達の県でも、先週やっと、
被災地への救援物資受付がはじまりました。

ニュースを見た夕方、
（明日朝、紙おむつを届けよう！！）と
考えていました。

水も充分に使えない状況で
まだオムツの必要な赤ちゃんたちは
おしりがかぶれたり、こまめに交換できない
状況で、きっと不快な思いをしてるにちがいない。
どれだけあっても足りないはずだから・・・

私の気持ちもそんな事でいっぱいになってしまいました。

でも、集められた物資の仕分けや燃料の問題、
道路の問題で被災地まで充分に送る事ができない事
などの報道を見て、少し立ち止まりました。

県のホームページを確認すると、


一部の被災県では、支援物資用の倉庫が満杯のため、物資の受入れが困難な状況とのこと。
　毛布については、不足が解消した県もあるとのこと。
　 　※被災地へ送るために物資を買い集めるようなことはお止めください。

と書かれていました。

自分にできる事は何でもしたい、という気持ちばかりで
被災地に本当に必要なことは何かとかという事、
ちょっと考えが足りなかったな～と反省しました。

うちの県から、今物資を送るとしても、
オムツやボックスティッシュなど限られた物だけです。

物資が必要なのは、この1～2ヶ月のことじゃないだろうし、
もう少し時間がたてば、その時の状況で
‘今必要なもの’も変化してくるはずだし。

できるだけ、義援金での協力をお願いします。
とホームページにも書かれていました。


冷静に推移を見守っていこうと思います。


＊＊＊＊＊

午後はゆあの1歳9ヶ月健診へ行ってきます。










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今、出来ること。

私の住む地域は西日本に属します。

なので、節電して東日本に電力を送るということも
周波数が異なるそうで、決まった量しか送れないようです。

被災した方の為に
行動を起こしたいという気持ちの表れなのか、
献血に協力する方がとても増えていると
ローカルニュースで取り上げられていました。

実際、献血ルームでも
被災地に安定して血液を送れるよう
引き続き献血を呼びかけているそうです。

募金、献血。

遠く離れた被災地ですが、
同じ日本人として何か少しでも
お役に立てれば・・・そういう思いです。



今回の地震、津波で
一瞬のうちに奪われた多くの命。

そして、新しく生まれた命。


私事ですが、ゆあが生まれてから命について
考えることが増えていました。

2009年6月にゆあが生まれ、病気や障害について考え、
そして、同じ年の年末には
私の実父の病気が発覚しました。
命にかかわる病状です。


2010年年明けから治療を続けていましたが、
今はその治療の副作用に耐えるだけの
体力が残っていなく、治療そのものが
命を縮める可能性があるので
現在は「緩和ケア」の段階にはいっています。

そんな状態ですが、精一杯生きています。

頑張って、懸命に生きている父のような
大勢の方々もいる中、
一瞬で失われていく命・・・

とても、切なく言葉では言い表せない気持ち
がこの数日間続いています。


とにかく、今自分ができる事は
進んで行動したいと思っています。





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被害にあわれた方々、お見舞い申し上げます。

私達が住む地域は地震はありませんでした。
しかし、津波警報のため保育園は午前保育になりました。

昨日からの地震、津波の報道・・・

被害にあわれた方々、
家族の安否が確認できない方々、
小学校や中学校に取り残された子供達・・・

被災者の皆様の心情を思うと
胸が苦しく、張り裂けそうな気持ちです。

地震、津波の時間帯から、
きっと、家族がそれぞれ別の場所で
過ごしていた方がほとんどだと思います。
とてもとても、不安な時間をすごされていることと思います。


一分でも一秒でもはやく、
多くの方が救出されることを
心からお祈り申し上げます。





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豊な心に感動

昨夜、皆さんも御覧になりましたか？

翔子さんが金スマにご出演されてましたね。

1年ちょっと前にも金スマで
翔子さんの事がとりあげられているし、
その他の番組でも翔子さんの事を
拝見する機会が何度もあり、
画面上だけですが、お母様との愛情いっぱいの
関係や翔子さんの人柄には心動かされていました。


翔子さんにとっての「書道」のように、
ゆあにもこれから先何かをみつけてあげたい、
没頭できる何かにいっしょに取り組んでいきたい、
きっと、この子たちは秘めた力があるはずだから・・・

と思ってました。
昨夜の翔子さんを拝見するまでは。


でも、昨日の番組で感じた事は

翔子さんって、とても豊な心をもっているな～ということ。

大好きなお父様のことを思い涙する、
ロケでは、室井さんやアナウンサーの方に
ストレートに無邪気な笑顔で
胸に飛び込んでいってハグする、
お母様へのお手紙を読みながら涙する、

とても、感受性が強い方だと思いました。

そういう場面をみていて、
今まで以上に心が動かされてしまいました。私。

なにも、特別な事やずば抜けた才能がなくても、
きれいなお花をみて感動したり、
日々起こる小さな出来事に感銘し
人生を自分なりに楽しく過ごしていく・・・。

それができるだけで、とても幸せな事なんだと
感じました。

翔子さんとお母様は本当に楽しんで
書の道を進んでいて
とても見本になるすばらしい生き方だと思います。

でも、そのことにばかり注意がむいてしまい、

「我が子にも何か、習い事をさせなくては！！」

と焦りすぎると、それ以前の
もっと大切なもの、見落としてしまいそうな気がして・・・。


番組を見終わった後、とても清々しい気持ちになりました。

ありがとう、翔子さん。
また、学びの時間を頂きました。





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