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世界の中心で吉熊が叫ぶ2

身長15センチの吉熊くんと生きる独身OLの暮らし

朝のリレー

2025年07月30日 | 日記
嗚呼、やはり一本前の電車には乗れず、いつもと同じ電車に乗ることに。
早起きもできなかった。
6年以上も平日は同じ時間に起きており、体が馴染んでしまっているのかも。

カムチャッカで地震が起きた。
カムチャッカといえば、谷川俊太郎の「朝のリレー」(詩)。



中学時代、教科書に載っていたのを思い出す。
地球の自転とともに世界各国の人々に巡ってくる「朝」の情景が目に浮かぶように描かれている。中学時代の同窓会LINEで、「カムチャッカっていうとO先生の国語だよね」と話す。分かってくれる仲間がいて嬉しい。
私の朝も誰かから渡された「バトン」。
もう少し早く、3分でもいいから早く渡してくれたらなあ。

朝は時間がないので、前日に洋服とそれに合わせたヘアバレッタを選んでおく。
今日のバレッタは木彫りのもので樫の木で作られている。
精緻なデザインが施されておりツウな感じがする。「美の壺」に出てもおかしくないぐらいに洗練されている。
母が自分用に買ったのだが、私にくれた。


このバレッタと一緒に母が弟のために買ったのが「ぼっこちゃん」。



5年前、函館を訪れた際、国際ホテルの前に趣のあるお店があった。
そのお店「こうぶんぼく」に入ったら木彫りのクマが所狭しと並べられていて感激。
お店の人に「ぼっこちゃん」の画像を見せたら、「ああ、これはTさんの作品だね」と。
作家物らしい、ぼっこちゃん。

母に確認したところ、やはり国際ホテル前のこのお店で購入したことが発覚。


バレッタにもぼっこちゃんにも「1994.4.19」の日付が入っている。


バレッタやぼっこちゃんは、母と母の姉とその娘と一緒に行った北海道旅行のお土産。
私の高校入学後、伯母は半ば強引にこの旅行に誘ってきたらしい。
最初で最後の姉妹の旅になってしまったのは、伯母がこの年の夏に入院して手術を受け、翌年春に他界してしまったから。
朝、病院のトイレで倒れているのを発見されたらしい。51歳。早すぎる死。

母の悲しみも見ていられなかったが、「娘」を亡くした祖父母の悲しみはあまりにもはかり知れないものだった。




私と母は毎晩のように電話をしているぐらいに仲が良い。
「私が死んだら、私の魂は真っ先に両親のもとにいく」

そう話してきたのは去年の夏だったように思う。
突き放された、そんな気分がした。

私が娘である権利があるように母にも娘である権利がある。

そして人間は所詮一人なんだ。
そう思った。



夕食はマクドナルドのガーリックシュリンプバーガー。


今年の夏も見事にハマってしまった。


ちなみに白杖をもっていると店員さんが席まで食事を持ってきてくれる。

(ファーストフードではなく、もはやレストラン状態)


スマホを眺めながらぼんやり食べていると、おや?
野ばら先生がくら寿司でちいかわのビックくらポン!が当たったらしく、軽く興奮した!



私と一緒!!



今日は書くことが多すぎて…。
やばい、こんな時間だ!

朝のリレー。うまくバトンを受け取れますように(寝坊しませんように)。

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