田中良平 切り絵・切り紙制作所

Ryohei Tanaka`s Killer Cuts&Killing Shapes

切り字考

2021-05-08 23:05:16 | つぶやき
明日も出ますぜ。ヨコハマハンドメイドマルシェ2021@パシフィコ横浜
5月9日(日)11:00~18:00
ブース E-71
田中良平のクーポン

まー、なかなか難しい判断っすよね。
是非、来て下さいとも言えない状況下で出展しますけどね。
マスク二重で臨みますく。
妖怪切り絵似顔やりますよー。

ところで、ワシは切り絵で字も書くんじゃ。
んで、そら、切り絵作家、紙切って表現してる人間は沢山いて、
文字を切ってる人たちも多いのじゃが、
ワシみたいな字を書いてる(切ってる)作家さんって見たことないんじゃよ。
文字を切ってる作家さんは文字そのものをカッターなり、ハサミで形にすることが多いように見受けられるんじゃ。外国の作家さんでペンで書いたアルファベットの筆記体をほぼそのままの太さで切ってる人も見たことあるし、その日本語版も存在する。それはもう超絶細い。凄い。
ワシはそんな細いもん切れない。目も良くないし、忍耐もない。精神がガサツなのですぐぶっ千切れてしまうであろう。なので、切り字(切れ痔ではない)を始めた当初から、一枚の紙から文字を切り抜くスタイルの方にしよーっとと決めたのでありました。
ワシはもともと、カッター選手ではなく、ハサミ使いなのだがやってみたことはあるのだ。
文字をその形のまま残すっちゅうのも。しかし、ムズイ。そして、めんどい。
ワシがシンメトリー、半分に折って左右対称(ほぼ)の作品を作っているのも、両方両側切るのが面倒だからなのだ。半分に折って、切って開けば、アラ不思議、もう半分も出来ている。
それがワシの原点なので、字をやろうと思った時にも楽な方に進みたがるのは必然。
縦書きで半分に折って出来る漢字を探す。「山」とか「田中」とか。
それを紙を切り抜いた形で表現する。そっちが楽そうだし。
と、そういうスタイルでやってる作家さんも半々くらいいるだろうから、参考にしつつ楽しくやろう。なんて思ってたら、いねーのな。普通にいると思ってたけど。抜いて字を作ってる人。
いや、いないわけないと思うけど。真剣に探してないけど、あんまり出てこない。
やっぱ、ワシが面倒くさいと思う方向がちょっと変なんだろうな。
楽にやって到達したい場所が違うという。
まー、ほんとに面倒くさいだけだったら切り絵なんてやってないんだろうが。
ずーっと遊んでるだけだからな。飽きたら他のことして遊ぶだけで。
だから、なかなか上手くなんねーな。ちょっとづつしかやんねーから。
切り字はねぇ、もう少し上手くなりたいねぇ。前よりマシにはなってるけどねぇ。
まだ、不安定だからねぇ。
いちいちバッチリ決めたいねぇ。
っちゅうことを考えたよ。
少し。今日。




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