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迷犬Rusty! ~絆~

埼玉から神奈川へ大切な親友“rusty”として迎えられ、兄弟犬を捜す旅にいざ!?

読書感想文?

2009年08月11日 | rusty【愛犬シェルティ】のこと







「星守る犬」犬が星を物欲しげに見続けている姿から、
  手に入らないものを求める人のことを表す。

  飼い主のお父さんと犬の遺体発見からお話は始まります。
  
  小さな女の子が子犬を拾い、欲しがる子供は、気まぐれで
  お母さんがご飯担当、お父さんがお散歩担当。
  歳月と共に、犬も家族も成長し、家庭の形も変わり、
  そんな中でも 犬の飼い主への忠誠は変わらず、
  従順で、癒しで、支えで…
  犬の心の声が敬語で表記されていて、従順さが伝わり、
  ここまでのストーリーはないだろうと思いつつも
  要所要所で切なくて、心が痛くて、涙で文字が見えなくなります。

  後半は、遺体発見後、福祉事務所に勤めるケースワーカーの
  奥津氏が、有休を使って身元不明のお父さんと犬の跡を辿りながら、
  自分が子供だった頃の犬への思い出やお父さんと犬の
  気持ちを描いています。

  私は、rustyへも思い入れが強すぎ、rustyの死を受け入れられるか
  想像以上に絆が固く深く繋がっています。
  なので、前半はrustyへの思いでした。

  後半は、rustyの前に飼っていた柴犬のサンタへの思いでした。
  病気がちの私は動物が友達。
  文鳥、九官鳥、猫、犬
  でも、やはり子供は動物とばかりでは飽きてしまいます。
  従順なのも気付かず、「忙しい」にかまけて
  知らん顔をしたことが、rustyと居る今、サンタに申し訳ない
  と常に思います。
  同時期飼っていたマルチーズのミッキーは無念な最期でしたが
  それまでは家の中で飼われていたので、常に温もりと会話は
  あげられました。その時、サンタは外飼いだったのです。
  この本を読んで、一層心が痛いです。
  そして、いろんな思いが巡りました。

読まれる方の為に多くは語れませんが、
  ワンコを好きな方、亡くした方、若い時に飼っていた方、
  読んでみてください。
  短編コミックです。
  絵は、少女マンガの様な綺麗さではありませんが、
  切なさが、伝わります。

  rustyへの思いを益々強くし、1日1日常に向き合い
  後悔のない楽しい時間にしています。


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