Real-One blog

退却系駄目人間的電子網記録

悪い癖

2005年05月08日 17時09分56秒 | 駄文
自分の悪い癖のひとつに、
メディアが「○○が流行の兆しを…」という謳い文句に対して
「誰が流行らせようとしているのか?」を最初に考えてしまうというものがあります。
卑近では「冬ソナ」に端を発する「韓流(最近まで「かんりゅう」だと思っていた)」ブーム。
なんだか「韓流」と言われると、韓国のあらゆる物が日本でありがたがられているような
印象を受けるんですが、実際はただの「冬ソナ」ブーム以上のものでは
なかったのではないかと思うことがしばしば。
一部では電通がこの流行の片棒を担いでいたなどと言う風の噂も聞いたりして、
「ああ、流行ってのは作られるものなんだなぁ」としみじみ思います。

あと、「手品ブーム」とか。
自分の近辺で流行している空気を感じないのですが、誰が言い出したんでしょうね。
誰かが騒いでいると言うことは、おそらくどこかで流行しているんでしょうけれど、
最近はテレビが騒ぐ「流行」の渦中に居る(熱中している)人の数は減り続け、
逆に無関心な人の数は多くなっているような気がしてなりません。
自分のような、ネットにかなり依存している人間でさえ最近まで「電車男」の存在すら知りませんでしたし。

情報化が進むと言うことは、大量の情報を得られるだけでなく、
得たくない情報は徹底的にフィルタリングできるという事でもあるのではないかと思います。
よって、受け手個人は、面白いと思う情報のみの摂取に特化されていき、
無数の小規模なコミュニティ(同好の志の集まり)が点在しているような状態なのではないか、と。
なので、仮にその中でも最大級に規模の大きなコミュニティ一つに脚光を浴びせても、
全体からしてみれば僅かな影響力しか持ち合わせていないので、
それをテレビや雑誌と言った全国区な規模のメディアが取り上げても、
大多数には何の関心も得られないどころか、取り上げられたコミュニティにとっても
はた迷惑な事態を引き起こしているのではないかな、と思うわけで。

報道番組やワイドショーなどで取り上げられる「萌え」特集に感じる違和感も、
そんなところから由来しているのではないかなぁ。

何ゆえにテレビは、秋葉原の住人を面白おかしく映したがるんでしょうね。
まさか、ネットとの親和性が高く、テレビや新聞が制御できない彼らに対する牽制なのでは…
と言うのはCIAの陰謀並みに陳腐な考え方でしょうけれど。

かなり洒落になっていない事態なのでは

2005年05月08日 01時30分08秒 | 駄文
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt58/20050507SSXKG009507052005.html
この記事が本当だとしたら、かなり洒落になってないような気がするんですが、
大丈夫なんですかね。

B2爆撃機と言えば、あの三角形のブーメランみたいなやつですね。
と、Google先生に聞いてみたら画像が出てきました。
「ステルス」をgoo辞書で引いてみると、
外壁材への工夫にのみ記述されてあるようですが、機体のデザインに曲面を多用することで、
電波の反射をしにくくするのもステルス技術の一つだという話をどこかで聞いたことがあります。

と、ここまで書いて思い出したんですが、
かなーり昔に読んでいた漫画で、主人公が戦闘機を操っていると、
正面から敵機のステルス戦闘機(外観からしてF-117AかB2だったような記憶が)が編隊を組んで現れ、
「正面から機銃を撃っても薄っぺらいから当たらない!」みたいな描写に微妙な違和感を感じた思い出が
たった今よみがえりました。ほんと、たった今。
で、主人公はどうしたかというと「そうだ!上から撃てば…!」と、上昇して敵機の真上から急降下し、
機銃で次々と敵機を撃墜していく…という筋書きだったような…どちらにしても子供騙しもいいところだったわけですが。
「米軍の最新鋭ステルス戦闘機が!」といった台詞で登場した割に、ステルス性能を全然活かしている様子も無く、
「正面からだと機銃が当たりにくい」だけだったような描写でした。
出典は「プラモ京四郎」か、それ系の便乗漫画の記憶だったかな…ま、どうでもいいや。

さて、IAEAの事務局長も、かなりガチな発言をしている様子。
どうなることやら…。