
<尼崎脱線事故>あれから1年 25日に多くの追悼行事(毎日新聞・2006年4月23日20時11分更新記事)
月並みな、本当に月並みな感想なのですが、もう1年経ってしまうんですね……
あの日私は仕事が休みで朝から家にいました。それで何の気もなくネットをのぞいたところ、「福知山線で踏切事故 1人死亡」というような文字が出ているのを見つけました(正確には覚えていないのですが、確かこういう内容だったと思います)。
このとき私は事の重大さを全く理解していませんでした。もちろん、例え1人でも亡くなるというのは良くないのですが、「踏切事故」という言葉に惑わされて、あのようなとんでもない事故だったとは考えもしていなかったのです。
しばらくしてテレビをつけると、事故の緊急特番が流れていました。現場の様子を見た時に、最初の速報が間違いだったことが即座に分かりました。
「どこが踏切事故やねん……車と衝突しただけでこんなになるわけないやろ!」
ただ、映像を見ても何がどうなっているやらさっぱり分かりませんでした。今まで見たこともない光景を前にして、何が起きていてどういう状況なのか全く検討もつかなかったのです。
そんな間にも死傷者の数は時間とともに増えていき、「踏切事故」は未曾有の大惨事として報道されるようになりました。福知山線はしばらく不通となり、阪急今津駅では振替輸送の乗客に頭を下げるJR西日本の社員を見るようになりました。
それからしばらくして福知山線の運転も再開され、当たり前のように電車が通うようになりました。あれほどスピードを売りにしていたJR西日本がその「速さ」という看板を下ろし、そして気がつけば、明日で1年になろうとしています。
阪神間在住の鉄ヲタとして、この事故についてはいつかちゃんとしたエントリを書かなければならないとずっと思っていました。ただ、あまりにも衝撃的な事故に考えはまとまらず、ずっと先延ばしにしてしまったのが実状です。情けない話ではありますが……
ただ、この機会に亡くなられた方々のご冥福をお祈りしたい、それだけは申し上げたいと思います。
なお、明日は追悼行事が行われる尼崎市総合文化センター アルカイックホール(大ホール)のほか、事故現場周辺のJR主要駅に記帳所が設けられるそうです。
■ 福知山線列車事故追悼慰霊式の実施概要など
■ 各駅記帳所の位置(PDFファイル)
私も通勤で近くを通るので、せめて記帳はさせていただこうと思います。
月並みな、本当に月並みな感想なのですが、もう1年経ってしまうんですね……
あの日私は仕事が休みで朝から家にいました。それで何の気もなくネットをのぞいたところ、「福知山線で踏切事故 1人死亡」というような文字が出ているのを見つけました(正確には覚えていないのですが、確かこういう内容だったと思います)。
このとき私は事の重大さを全く理解していませんでした。もちろん、例え1人でも亡くなるというのは良くないのですが、「踏切事故」という言葉に惑わされて、あのようなとんでもない事故だったとは考えもしていなかったのです。
しばらくしてテレビをつけると、事故の緊急特番が流れていました。現場の様子を見た時に、最初の速報が間違いだったことが即座に分かりました。
「どこが踏切事故やねん……車と衝突しただけでこんなになるわけないやろ!」
ただ、映像を見ても何がどうなっているやらさっぱり分かりませんでした。今まで見たこともない光景を前にして、何が起きていてどういう状況なのか全く検討もつかなかったのです。
そんな間にも死傷者の数は時間とともに増えていき、「踏切事故」は未曾有の大惨事として報道されるようになりました。福知山線はしばらく不通となり、阪急今津駅では振替輸送の乗客に頭を下げるJR西日本の社員を見るようになりました。
それからしばらくして福知山線の運転も再開され、当たり前のように電車が通うようになりました。あれほどスピードを売りにしていたJR西日本がその「速さ」という看板を下ろし、そして気がつけば、明日で1年になろうとしています。
阪神間在住の鉄ヲタとして、この事故についてはいつかちゃんとしたエントリを書かなければならないとずっと思っていました。ただ、あまりにも衝撃的な事故に考えはまとまらず、ずっと先延ばしにしてしまったのが実状です。情けない話ではありますが……
ただ、この機会に亡くなられた方々のご冥福をお祈りしたい、それだけは申し上げたいと思います。
なお、明日は追悼行事が行われる尼崎市総合文化センター アルカイックホール(大ホール)のほか、事故現場周辺のJR主要駅に記帳所が設けられるそうです。
■ 福知山線列車事故追悼慰霊式の実施概要など
■ 各駅記帳所の位置(PDFファイル)
私も通勤で近くを通るので、せめて記帳はさせていただこうと思います。
たぶん勤務先の隣の学校では
(現地集合の遠足に向かう途中の生徒が犠牲になった)
追悼行事が行われていたはずです。
追悼行事はJR西日本によるものだけではなく、本当に様々な場所で行われているようですね。
それだけこの事故が多くの方々に被害を与えた、取り返しのつかない大惨事ということなのでしょう。
月並みな言葉ではありますが、改めて再発防止を強く訴えたいと思います。