![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/3b/d7dae951dd39a7ae99ac42ae6045b26e.jpg)
交通科学博物館第2展示室から、本館に戻ってきました(前篇はこちら)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/43/52832cb432bc5b4699ab74e5636e1329.jpg)
企画展示コーナーでは、52年の歴史を振り返る最後のさよなら企画展が行われていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/f9/a7ccf98bf22d8d8e6abc142143c7ea02.jpg)
弁天町に交通科学博物館ができるまで。当時の弁天町は環状線が開通して間もなく、建物もまばらでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/99/602fef524683b11d07001872de174ced.jpg)
52年前、華々しい開館の模様。アドバルーンも、最近ではあべのハルカスのオープンで上がっていたものの、それを除けばあまり見かけなくなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/2f/d1fb69b5df51f520ce763aa79ebb3ccf.jpg)
歴史を感じさせる展示模型。かつての国鉄・私鉄の名車に加え、当時は「未来の乗り物」だったモノレールもあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/e7/22b213caa012630b1e95b6f13f9c3e5b.jpg)
博物館の目玉であり続けた0系新幹線の展示。かつての「未来」はいまや「歴史」となり、博物館の生命を超えて引き継がれていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/7f/3ec4940f54fbda23ffaa0d571d2ea371.jpg)
企画展の歴史を振り返るコーナー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/b0/f8bd64cb83d41d67150542188adc142f.jpg)
中には、こんな企画も。プロ野球の歴史は、かつて鉄道の歴史とともにあったのです。とくに、この関西では。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/d5/f0a054ff117f5d3f59e1e1a30e164edb.jpg)
そして、交通科学博物館が誇るジオラマ。手動運転でこれだけの規模のものは、もうほとんど残っていないのでしょう。
このジオラマは博物館と運命を共にします。非常に惜しいことですが、新博物館に移設するにはあまりに大き過ぎ、なにより、技術が古びてしまったのでしょう。
もうすぐ終焉を迎えるジオラマの前に、多くの人々が詰めかけています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/c4/f2754d84e2f9cb7357f21e970936c396.jpg)
残り少なくなった模型運転が、もうすぐ始まります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/16/eec434f63dd47035a89599005fbe3d81.jpg)
先頭を切るのは、やはり0系新幹線。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/a5/ce4fe07a26274acb26253f8a80067ae0.jpg)
手前を走る特急「はまかぜ」とすれ違う、トワイライトエクスプレス。ブルートレインの系譜を引く豪華寝台列車も、北海道新幹線の開通によって姿を消すと噂されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/69/64230c0086e89c991a91ee91972e304d.jpg)
JR西日本の技術の粋を集め、新幹線の未来を担う、はずだった、悲劇の前衛車両500系。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/61/0572b045d6c7ec346feffedabfe49015.jpg)
サンダーバードとともに。新博物館でも、500系は走ることができるのでしょうか。新たなジオラマができるのかどうかは分かりません。
さらに、新幹線N700系、東北新幹線E5系、サンライズエクスプレス、通勤型電車、貨物列車、SL……さまざまな列車が走り抜け、15分ほどの展示運転が終わりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/9a/91df87049242d961146c6c18c5355713.jpg)
車両基地で休む各車両。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/13/a1f0ff4160212961a0f156f52c36e321.jpg)
かつての関西の花形快速電車。今はエースの座を譲りましたが、それでも大阪近郊で走り続けています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/b0/bf2a7faf2b79333f8da5ffbe7a57bc69.jpg)
文字通り昼夜を問わず活躍し続けた寝台電車。ほんの2年前まで、急行「きたぐに」として見ることができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/d5/b6f978580b7c7527572db36b05715686.jpg)
残り少ない出番を待つ、さまざまな車両。閉館後のことについては、何も分かりません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/24/90cb3a5d06a67fe4cbb7c6564c31aac3.jpg)
展示はまだあります。模型車両の奥には、かつて天王寺駅に掲げられていたモザイク画。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/3d/244ddd66ad8d9ff5fc733a18ad097e54.jpg)
手前には、2代目京都駅を飾ったシャンデリアが保存されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/c6/793f369a74a1cdca1a96c4fbadb8db7e.jpg)
博物館はこれらの展示だけではなく、運転シミュレーターや自動ドアスイッチ、そしてこの発車時刻表など、来館者が自らさまざまな設備を動かせるのも売りにしていました。
最後の記念に、オリジナルサイズ画像もこちらにアップします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/1a/af6e034e06589c212237065aab0a5d94.jpg)
博物館に集められたSLの銘板。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/ab/c125b60f0e7c43ced89f2d9b46dbad6e.jpg)
おそらく今は亡き機関車たちが、かつて確かに存在したことを示す記録です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/91/11ec8d2e6745459ebb969828004578c1.jpg)
博物館への憧れを誘った食堂車。最近は来館者が多いために通常のメニューはもはや提供できず、駅弁を売るようになっています。
とりあえず妻と並んでは見たものの、中で食べるのは、待ち時間も長かろうし無理だろうと諦めていたら、幸運にも2人掛けの席が偶然空いたとのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/8d/da057ef95064b204d13c78b246dbfd6b.jpg)
駅弁の種類は多く、本当に迷った末、私はこちらのものに決めました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/d8/15dd8efdaa2a87a531f92caa3c2e7cd4.jpg)
博物館の閉館を記念した特製のお弁当です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/8c/84fac895216b2ce88093fe814229a806.jpg)
2段のお重には、たこめしや、季節を感じさせる桜餅。春、別れの季節です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/88/756a3240f81898fff574532931ad8aee.jpg)
交通科学博物館の閉館後には、京都に鉄道博物館が新たに設立されます。既にある梅小路蒸気機関車館と合わせ、大掛かりな施設になるようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/b4/46b7a89def7ffa4bcea78e3ca4c3389b.jpg)
残り少ない日々を惜しむ人々で賑わいを見せる、交通科学博物館。名残は尽きませんが、長きにわたって役割を果たし続けた博物館が、あくまで発展的解消を遂げることに、救いを感じる部分もあります。
最終営業日は、今月6日の日曜日。今日を入れてあと4日で、その半世紀以上の歴史に幕を閉じます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/43/52832cb432bc5b4699ab74e5636e1329.jpg)
企画展示コーナーでは、52年の歴史を振り返る最後のさよなら企画展が行われていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/f9/a7ccf98bf22d8d8e6abc142143c7ea02.jpg)
弁天町に交通科学博物館ができるまで。当時の弁天町は環状線が開通して間もなく、建物もまばらでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/99/602fef524683b11d07001872de174ced.jpg)
52年前、華々しい開館の模様。アドバルーンも、最近ではあべのハルカスのオープンで上がっていたものの、それを除けばあまり見かけなくなりました。
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歴史を感じさせる展示模型。かつての国鉄・私鉄の名車に加え、当時は「未来の乗り物」だったモノレールもあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/e7/22b213caa012630b1e95b6f13f9c3e5b.jpg)
博物館の目玉であり続けた0系新幹線の展示。かつての「未来」はいまや「歴史」となり、博物館の生命を超えて引き継がれていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/7f/3ec4940f54fbda23ffaa0d571d2ea371.jpg)
企画展の歴史を振り返るコーナー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/b0/f8bd64cb83d41d67150542188adc142f.jpg)
中には、こんな企画も。プロ野球の歴史は、かつて鉄道の歴史とともにあったのです。とくに、この関西では。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/d5/f0a054ff117f5d3f59e1e1a30e164edb.jpg)
そして、交通科学博物館が誇るジオラマ。手動運転でこれだけの規模のものは、もうほとんど残っていないのでしょう。
このジオラマは博物館と運命を共にします。非常に惜しいことですが、新博物館に移設するにはあまりに大き過ぎ、なにより、技術が古びてしまったのでしょう。
もうすぐ終焉を迎えるジオラマの前に、多くの人々が詰めかけています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/c4/f2754d84e2f9cb7357f21e970936c396.jpg)
残り少なくなった模型運転が、もうすぐ始まります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/16/eec434f63dd47035a89599005fbe3d81.jpg)
先頭を切るのは、やはり0系新幹線。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/a5/ce4fe07a26274acb26253f8a80067ae0.jpg)
手前を走る特急「はまかぜ」とすれ違う、トワイライトエクスプレス。ブルートレインの系譜を引く豪華寝台列車も、北海道新幹線の開通によって姿を消すと噂されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/69/64230c0086e89c991a91ee91972e304d.jpg)
JR西日本の技術の粋を集め、新幹線の未来を担う、はずだった、悲劇の前衛車両500系。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/61/0572b045d6c7ec346feffedabfe49015.jpg)
サンダーバードとともに。新博物館でも、500系は走ることができるのでしょうか。新たなジオラマができるのかどうかは分かりません。
さらに、新幹線N700系、東北新幹線E5系、サンライズエクスプレス、通勤型電車、貨物列車、SL……さまざまな列車が走り抜け、15分ほどの展示運転が終わりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/9a/91df87049242d961146c6c18c5355713.jpg)
車両基地で休む各車両。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/13/a1f0ff4160212961a0f156f52c36e321.jpg)
かつての関西の花形快速電車。今はエースの座を譲りましたが、それでも大阪近郊で走り続けています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/b0/bf2a7faf2b79333f8da5ffbe7a57bc69.jpg)
文字通り昼夜を問わず活躍し続けた寝台電車。ほんの2年前まで、急行「きたぐに」として見ることができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/d5/b6f978580b7c7527572db36b05715686.jpg)
残り少ない出番を待つ、さまざまな車両。閉館後のことについては、何も分かりません。
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展示はまだあります。模型車両の奥には、かつて天王寺駅に掲げられていたモザイク画。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/3d/244ddd66ad8d9ff5fc733a18ad097e54.jpg)
手前には、2代目京都駅を飾ったシャンデリアが保存されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/c6/793f369a74a1cdca1a96c4fbadb8db7e.jpg)
博物館はこれらの展示だけではなく、運転シミュレーターや自動ドアスイッチ、そしてこの発車時刻表など、来館者が自らさまざまな設備を動かせるのも売りにしていました。
最後の記念に、オリジナルサイズ画像もこちらにアップします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/1a/af6e034e06589c212237065aab0a5d94.jpg)
博物館に集められたSLの銘板。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/ab/c125b60f0e7c43ced89f2d9b46dbad6e.jpg)
おそらく今は亡き機関車たちが、かつて確かに存在したことを示す記録です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/91/11ec8d2e6745459ebb969828004578c1.jpg)
博物館への憧れを誘った食堂車。最近は来館者が多いために通常のメニューはもはや提供できず、駅弁を売るようになっています。
とりあえず妻と並んでは見たものの、中で食べるのは、待ち時間も長かろうし無理だろうと諦めていたら、幸運にも2人掛けの席が偶然空いたとのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/8d/da057ef95064b204d13c78b246dbfd6b.jpg)
駅弁の種類は多く、本当に迷った末、私はこちらのものに決めました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/d8/15dd8efdaa2a87a531f92caa3c2e7cd4.jpg)
博物館の閉館を記念した特製のお弁当です。
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2段のお重には、たこめしや、季節を感じさせる桜餅。春、別れの季節です。
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交通科学博物館の閉館後には、京都に鉄道博物館が新たに設立されます。既にある梅小路蒸気機関車館と合わせ、大掛かりな施設になるようです。
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残り少ない日々を惜しむ人々で賑わいを見せる、交通科学博物館。名残は尽きませんが、長きにわたって役割を果たし続けた博物館が、あくまで発展的解消を遂げることに、救いを感じる部分もあります。
最終営業日は、今月6日の日曜日。今日を入れてあと4日で、その半世紀以上の歴史に幕を閉じます。