ランちゃんとののんびりな日々

愛犬ランちゃんとののんびりな日常と、飼い主のささやかな趣味

続き 2

2020-12-03 14:58:47 | 日記
12/3(木)

少し前まで暖かくて
銀杏がきれいでお散歩日和な日々だった。



ここ数日でぐっと冬っぽくなった。


ランが寒いのは
季節のせいだけではないらしい。
ちょっと切りすぎたみたい。

続き

家に帰って
すぐしたことは、
息子に
”明日帰るかもしれないから、準備しなさい”
同時に、
お父さんに、
”私たちの便 3/20のフィンエアーがキャンセルになったので
まずは、息子だけでも チケットの手配をおねがいします。”
と頼んだ。
会社がからむので、私が勝手に手配できない。
”これでいい?”と、お父さんからのメール
3/19の息子の分を仮手配してくれたけど、
”もっと早いのは無理?”とゴリ押しの返信をした。
次の朝(3/17)
”息子の分のチケット3/18の便が取れたよ
次は、お母さんとランちゃんのを
旅行会社の方で探してくれてる。
息子の便は、犬同乗がNGだったので
息子と一緒のは乗れない。
もうちょっと待ってね”と、
お父さんがメールをくれた。
4月から新生活を迎える息子が
無事帰れそうなのでひとまず安心はしたけど、
この日、バルセロナの空港が閉鎖するかもしれないと
誤報があり、気が気でなかった。
この日のうちに、
私とランちゃんのチケットも取れた。
3/21のイベリア航空キャンセル前の最終便だった。
日本の動物検疫に、帰国便の変更届をメールで送った。

3/18(水)
朝 息子が日本向かうため
KLMで バルセロナを出発 アムステルダムまではガラガラ
アムステルダムから日本は、まぁまぁ
一人空きずつくらいで乗っていたらしい。
この日、日本政府が
”帰国者は、空港から公共交通機関を利用しないことと
 帰宅後は、14日間の外出自粛をすること
 これらは、21日から効力を発動する”と、情報がきた。
21日からとはいえ、
息子が空港難民になったらかわいそうだからと
日本の家族が空港に迎えに行くと申し出てくれた。
日本にいる娘は、
帰国者のいる家族は2週間外出禁止になるため、
Air B and B をとって、2週間の一人暮らし。
ほかの家族は、出社できないので在宅ワークになった。

”21日のイベリア航空
バルセロナーマドリード間がキャンセルになった”と
お父さんからメールがきた。

動物検疫に、帰国便の変更届(帰国未定)をメールで送った。

次の日(3/19)の日記には、
”帰れないからのんびり過ごすことにした”
と、私らしい文章が書かれている。
先週末の首相の非常事態宣言はあったが
犬の散歩はOKだったので
もう行けないはずだったところを
心置きなく散歩しようと


お世話になった動物病院


よく買い物に通った通り

ガウディのドラゴンゲート
など、散歩を満喫していた。が、
どうやら、
犬の散歩も、家の近辺のみらしい
ということがわかり
その後は
ピソの隣の三角の芝生地帯や

ピソの前の芝生地帯で遊んだりした。
が、この後、

ピソの前の芝生地帯は
進入禁止になった。

この三角の芝生地帯は大丈夫だったので
この先散々お世話になった。

この後再びどっきりだったのは、
3/24に、スペインが感染症危険レベル3になり
日本の会社から帰国勧告が出たことだ。
急に言われても、
人間はどうにか帰れるかもしれないが
犬は急に帰れないかもしれないという不安。
ランを置いてくなんて。。。
このご時世だから、預け先もないだろうし
ここまでの顛末の一番の不安は
ランのことだった。(ごめん家族の皆)

しかし、
”今帰国するほうが危険だ”という
駐在員たちの意見が通り、
その話は無くなった。
正直、この時にやっとほっとした。


帰国できないうえ、
外出もままならず。。。
だけど、
ごはんは食べれるし

みんな元気だし
がんばろうね

不便もあったけど
不謹慎ながら、
家族だけの閉ざされた空間は
思いのほか、居心地が良かった。

3月の思い出終了。