浅田真央ちゃんに あいをこめて

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[銀盤に描く夢]<5>市民にも開放 関心高く

2012-09-01 03:26:47 | 日記
[銀盤に描く夢]<5>市民にも開放 関心高く

また 途中では いかんで ひそかに 追加

[銀盤に描く夢]<5>市民にも開放 関心高く

日曜日の「関西大学アイスアリーナ」(高槻市霊仙寺町)に、ヘルメットをかぶった
小学生92人がずらりと並んだ。「氷を踏むように進んでみて」。
関大のフィギュアスケートとアイスホッケーの選手計10人が、恐る恐るリンクに
乗った子どもたちを真ん中に導いていく。

年に4~6回、市内の小学生に関大生が手ほどきする「高槻市民親子スケートデー」。
市と関大の共催で、市が広報誌で募集し、毎回抽選になる人気ぶりだ。

初めて参加した小学3年の石谷慧(けい)君(9)(高槻市)は最初は転んでばかりいたが、
30分後にはスイスイと滑走。「もっと滑りたいな」と笑顔で話した。

「ここでスケートを好きになって、将来、関大を代表する選手になってくれたら」。
リンクの運営を一手に担う関大職員の御崎(みさき)基(もとし)さん(51)
(大阪市東淀川区)が、スケートを楽しむ子どもたちの様子に目を細める。

御崎さんは関大一高(吹田市)、関大のアイスホッケー部員だった。
当時、関大リンクはなく、複数の民間リンクに通った。利用料を稼ぐためにリンクで
アルバイトをさせてもらい、夜中に練習した。

大学卒業後は、高槻市にあった「オーツースケートリンク」に就職。
製氷作業などに従事し、同リンクを拠点にしていた高橋大輔選手(26)や
織田信成選手(25)の成長を間近で見守った。2004年に閉鎖された後、
経験を買われ、06年にリンクを新設した関大の職員に迎えられた。

関大リンクでは氷の管理に気を配る。ひざを痛めた選手がいれば氷を軟らかめにし、
大会前には遠征先の会場の氷の質に近づけるよう調整。
「選手にとって使いやすい氷を常に用意するのが重要」と御崎さん。

さらに、元日以外毎日操業しているリンクのスケジュール管理もする。
フィギュアスケートやスピードスケートをするアイススケート部員40人や、
アイスホッケー部員38人、関大所属コーチの教え子90人が交代でほぼ毎日練習。

市民向けにも開放し、空いた時間は近畿の他大学のアイスホッケー部などに貸し出す。
翌月の予約を受け付ける毎月1日には電話が殺到。夜中、早朝を含めた24時間、
予約がぎっしり埋まる日もある。

「リンクの閉鎖が続き、練習場所が減っている。できるだけ受け皿になれれば」。
かつて練習場所を求めて苦労した御崎さんの願いだ。

関大は06年、高槻市と連携の覚書を交わし、スケートデーや、市内の5~15歳対象
のスケート教室を共催する。トップ選手の演技発表会にも市民らを招待。市はこうした
事業に昨年度213万円を助成し、昨年度は延べ4676人の市民がリンクを訪れた。

市政策推進室の担当者は
「リンクが身近にあることで、市民のスケートへの関心が高まっている」。
一流選手とコーチが集うリンクがあり、それを支える人がいることで、スケートが
少しずつ普及している。

◆関大リンクの維持管理

リンクの氷は厚さ約8~10センチで、氷温は夏季で氷点下6.5~同5度、
冬季氷点下5~同3.5度。室温は夏季12~14度、冬季5~6度に保たれている。

1時間~1時間半ごとに製氷車を入れ、削った表層の氷を吸い上げながら水をまいて
新たな氷を張る。全面的な氷の張り替えは2年に1度。

関大高槻キャンパス全体でガスの大口契約を結んで単価を下げ、コスト削減にも努めるが、
維持管理費は光熱水費だけで年約4200万円かかる。
建設費は8億円、このうち高槻市が2500万円を補助した。

(2012年8月31日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20120831-OYT8T00110.htm




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