ユゴーのレ・ミゼラブルを日本語に完訳したのは「マムシの周六」こと黒岩涙香。彼が創刊した日刊紙『万朝報』に「噫無情」として連載された。黒岩は、ほかにもデュマの『巌窟王』など多数を訳しているが、日本におけるスキャンダル報道メディアの元祖というべき『万朝報』に連載されていたとは(涙)
資本主義というのは、ほんとうに病気の温床だ。誤解のないようにいっておけば、共産主義的色彩のこい国家資本主義も、私的資本主義もね。未来に存在できるのは、非資本主義社会だけだ。でなければ、社会なんて存在しなくなる。 『オリーブの森で語り合う』
ビル・エヴァンスの'TRIO 64' ゲイリー・ピーコックの参加で全体のサウンドがハードに変化。でも、'リトル・ルル'や'サンタが街にやってくる'という可愛い曲も録音されて実にHappy気分。明日のクリスマス・イヴにエヴァンスはいかがです。amzn.to/9NYItp
世間は連戦連勝なんぞと狂喜し居れど、いつかはまた逆運に出会はなければなるまいから、今からその時の覚悟が大切だヨ。しかし、今の人はたいてい、先輩が命がけでやつた仕事のお蔭で、顕要の地位を占めて居るのだから、一度は大危難の局に当つて試験を受けるのが順序だらうヨ。
西アフリカのマリ北部を4月から占領しているイスラム過激派「アンサール・ディーン」の指導者の一人アブ・ダルダル氏は23日、世界遺産都市トンブクトゥに残っている聖人の墓や霊廟を「一つ残らず破壊する」と宣言。jiji.com/jc/zc?k=201212…
「つまり、兄さんの言いたいことは、平凡な人間の営みのなかにこそ幸せがあるとでもいうことかなぁ。ていうより、人間には人間の定められた生活があるってことじゃないですか」博(前田吟)『男はつらいよ 寅次郎恋歌』山田洋二・渥美清・池内淳子【楽天】 a.r10.to/hJikxD
政府の狙いとマスコミ報道の本質1)原発を再開したい、2)そのための「安全」のハードルをどうしたら下げられるか?3)「活断層」で原子力規制委員会がOKする原発はすでに確定済み(そのぐらいは立地の時に調査してある。判定をほとんどしていないだけ.)
原発を再開して欲しくないと思っている人は、「反対側」に立っていますから、政府や指導層がどの程度の準備をしているかをウッカリすることがあります。でも、政府と東大、それにNHKを上げて準備をしているのですから、それなりの力はありますし、「原発が必要だ」という確信も持っています。
再開に反対の人でもウッカリ、活断層の論争に巻き込まれている人がいます。現在、敦賀、東通の原発が報道されていますが、これも作戦の順序に従っています.まずは「活断層がある原発は再開しない」ということで「安全を確保してから原発を再開している」という「実績」をつける予定です。
もともと日本の原発の内、敦賀はもう古いし、東通は建設中ですから、止まっても大したことはない、とりあえず敦賀は止まることになるから、その時には日本原電が「公開質問状」を出して「真面目にやっている」という形を作るという作戦です.
原発の安全性を支配する大きな問題は1)これまで原発が安全であるという概念の一つだった「固有安全性」が破れた原因とこれまでの審査をやり直すこと(固有安全性は要らないのか)2)これまでのもう一つの概念だった「多重防御」が破れた原因とこれまでの審査をやり直すこと(多重防御は不要なのか)
3)これまで「1万年に1度以下の確率の事故の場合、1年10ミリまで、きわめて希に起こる事故の場合1年5ミリまでと決めていた被曝基準を変更するのか(被曝基準が変わると安全基準が変わる)、
5)事故が発生した場合の避難の具体的方法の決定、食材、土壌などの被曝限度の設定(被曝限度が決まっていないと安全基準を決められない)、などが主要な問題です.この中には「活断層」は表面的には出てこないほどの小さなものです。