最近、毎日のようにトイレからお経が聞こえる。
犯人は、もちお受験前の三女!
いい国...ブツブツ チーン
泣くようぐいす...ブツブツ チ~ン
ナムアムダブツ... チーン
そんな三女
今日変な事を言い出した。
「お母さん?昨日、私を抱いて2階に連れて上がった?」
「はぁ~何それ?」
キャロママ、自慢じゃないけど箸より重いもの持った事ないよ~。
それに、あーた最近5キロも太ったらしいじゃん。
そんな子持って上がれる訳ないっしょ!
キャロママ大事な腰痛めるやん。
「あんね~、私ね~自分で2階に上がって寝た記憶がないとよ~。」
「はぁ~何それ?」
とうとう来たか...
最近ちょっとはお勉強してるみたいやし...
日頃しないから、頭おかしくなった~ぁ?
「あんね~、何かふわぁ~として足で歩いた記憶がないとよ~。」
「はぁ~何それ?」
ば~か!
夜中に2本足で歩いて来たがね。
確かに2本足だったがね。
しっかり布団に入って寝たがね。
「あんね~私思うに、じいちゃんが抱っこして2階に運んでくれたっちゃな~い。」
「はぁ~何それ?」
じいちゃん、お墓の中で永遠の眠りについてるが~。
幽体離脱したってかぁ~?
わざわざあーたを運びにここまで来るかぁ~?
「そうじゃわぁ~じいちゃんが運んでくれたっちゃ!」
「あーた、ばかじゃな~い?それはね...」
きっと、座敷わらしよ~~~~~~。 →座敷わらし
「座敷わらし~~~~~?」
「そう!」
「お母さんばっかやな~い?」
「はい!あーたのママですから...」
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