「お母さん、今日○小の子供達にこんなの貰って来たよ~。」 2009年記事です。
「あら、良かったね。でも、その紙袋何が入ってるの?」
「これ子供達からのプレゼント。」
そう~長女は○小の初任者後補充のお仕事がこの日で最後だったんで
す。
新卒採用の先生の研修のため、その代理として月に1回だけ
一日担任としてこの学校の3年生を受け持ってたんです。
この学校、実はうちの3姉妹の母校でもあるんですよ。
そして、長女の同級生もこの学校の講師で頑張ってます。
そんなかわいい後輩達から、この日はお別れ会をしてもらったそうです。
でも、子供達は長女には内緒で密かに準備を進めてたみたいで
その様子が又ほほえましくもかわいらしくて、子供達の奮闘ぶりに笑わせられます。
「お母さん、5時間目が始まる前に教室に入ろうとしたらね。」
「うん」
「そういう係りの子供が待ち伏せてて、『先生下足棟に行きましょう~。』って言うから
ね。
何で下足棟?って思ったけど、私は『あ~そう言う事ね。』ってされるがままについて
行ったとよ。」
「うんうん」
「そしたらね、『今度は花壇に行きましょう』って言うから『あ~まだ準備が出来てない
んだ』って思ったけど騙されたふりしてお花見てたとよ。」
「そう~。」
「そしたら、準備OKのサインが出たみたいで。『先生教室行きましょう~。』って
で、教室の戸を開けたら新聞紙で作った紙吹雪をかけられてね。
『Y先生ありがとう~。』って。黒板には大きな模造紙にありがとう~って書いてあっ
て。」
「まぁ~うれしいね。」
ニコニコしながら話してる長女を見てると、子供達と同じ位の頃学校であった出来事
を一生懸命話してくれてた長女を思い出しました。
「そしてね、こんなのかぶらされて。」
「大魔王って言われるし。」
「あはは~。確かにね。」
「そしてね、皆がプレゼントくれたと。」
「わぁ~かわいいね。前の日から作って来たんだろうね。」
これは一部で、中には『これ何?』ってのもあったけど、うれしそうに披露してる彼女
にはきっとキラキラと輝いてる宝物にみえた事でしょう~。
「そして、お手紙も貰ったよ。」
「まぁ~涙が出るね。」
「うん、泣いてる子もいたよ。」
○小の子供達、ほんとに純粋でそれぞれが素敵なお手紙を書いてくれてました。
キャロママは読みながら胸が熱くなりました。
月に一回しか行かない娘を待っててくれてた子供達。
4年生になってもY先生とお勉強をしたりお話したいです。
先生はいつも笑顔で、僕達は先生の笑顔で元気をもらってました。
たのしいことうれしいこと、すごいことわくわくすることいっぱい思い出がありました。
いろいろなはなしをしてくれるからきゅう食の時間が楽しかったです。
先生はやさしくて思いやりがあり、音楽もうまいのですごいと関心しました。
そして...最後に
先生のことはぜったいわすれません。
親バカでごめんなさい。
子供達の思いが何かと~ってもうれしくて、つい書いてしまいました。
そして、かわいい子供達の心のこもったプレゼントとお手紙に
我が家には早くも桜が咲いたようなあったかい気持ちになりました。
「Yちゃん、先生になってほんとに良かったね」って思わず言ってしまったキャロママ。
そう、ここまで来るにはほんとに大変だったからです。
ストレスから体調を崩して、その薬の副作用で顔がパンパンになったりで。
でも、頑張り屋の長女!ようやく先生らしくなってキャロママも一安心です。
東京に行っても頑張ってくれる事でしょう~。
そんな頑張ったY先生に、キャロママからこんな素敵な曲をプレゼントします。
そして、卒業された皆さんにも『おめでとう~』の気持ちを込めて...
まだ知らない方が多いと思うけど聴いてみてね。 ちょっと時間が長いのでお時間のある時にでも。
今年80校の卒業式で歌われるみたいです。
『桜の雨』 absorb
http://www.youtube.com/watch?v=Oy6untTpEp8&feature=fvwrel
キャロママ...うるうる
Yちゃん、もうすぐ故郷での先生のお仕事は卒業だけど、
東京で又、生徒達に笑顔の桜の花びらを咲かせてね。
いつも訪問ありがとう~。
長女、本職の○小は26日が最後です。
その週の土曜日...3人の子供達がわざわざ家を訪ねて会いに来たそうです。
娘は公園に連れて行ったそうですが、なんともほのぼのとして長女にとっても
子供達にとっても良い思い出になった事でしょう~。