パステルアートのインストラクターになって、1年10カ月となりました。
「絵はずっと描いているんですか?」「長いんですか?」と聞かれますが
1年ちょっと・・・と答えると とても驚かれます。
私の父は水彩画や油絵を描いています。
血筋的に?? 少しは絵が好きな土台があったのかもしれませんし
小さい頃は絵で表彰されたことが一度だけありました。
イラストを描くのも好きでした。
でも、学生時代には段々
「絵が苦手」「絵を描くのは面倒」と
思うようになって行きました。
下書き番長で、色を塗ると失敗するので
本気で絵に向かうことを避けて
適当に仕上げるようになってました。
結婚して親になった頃
ステンシルやトールペイントに夢中になり、そのマイブームが終わると
これも幼いころからの趣味だった縫物・手芸系に没頭、
ビーズアクセ作りなど色々手を出して行きました(笑)
ステンシルやトールペイントは一時的なマイブームでしたが
今思うと、その頃から絵の興味は続いていたのかもしれません。
でも私は、美術が好きだっと訳でもないし 美大を出た訳でもないし
こんな私でも インストラクターとして絵を教えたり作品を発表したりしているのは
不思議な感覚です。
私と同じように
「絵は苦手」「難しい」「下手だから・・・」と思っている人にも
絵で表現できることや楽しみ、喜びを感じる機会を提供できたらいいなと思います。
さて、インストラクターになってからの1年10カ月の間に
かなりの数のパステルアートを描きましたが
今見返してみると 技術的に拙いものばかりです。
どんな絵も捨てられない・愛着を感じる と言う方もいますが
私はその辺がドライなのかもしれません。
一部を残して、少しずつ整理して手放しています。
気に入っている色や構図のものは描き直して、前のものは手放します。
(全く同じには描けないんですけど)
もちろん写真では全部残しているので、見たい時は写真で見られます。
今描いている絵も何年後かに見たら 拙かったな~と振り返ることになるかもしれませんが
その時はまた整理したらよいですね。