Me&Night&Music…JAZZとお酒で素敵な夜を…

ジャズ&ブルースシンガーのローズが、好きなお酒と音楽について気ままに語ります。独断と偏見に満ちたウンチクも満載!

Sometimes I‘m Happy

2007-07-02 22:49:43 | Weblog
「私は 時にはハッピーに 時にはブルーになるの

 私は 時にはあなたが大好きで 時には嫌いになるの

 その理由は あなたを愛しているから
 あなたがそばにいてくれる時が 一番幸せなの 」
 
…と、恋心の機微・いじらしい女心を歌った曲です。


そうですよね。どんなに大好きな人でも(大好きだからこそ)
むかっ腹の立つ時ってありますよね。
恋しているときは、心がとっても敏感になっていて、些細なことで
ハッピーにもブルーにもなるもの。
でもそれは、相手を思う気持ちの強さゆえ… そう思えば、ちょっと
楽に、心が軽くなりませんか?


まず、カーメン・マクレェの名唱は文句のつけようがないですね。

私が大好きなのは、日本ではあまり知られていないシンガーですが、
アリス・デイのバージョン。彼女はフロリダ出身の黒人シンガーで、
現在はスイス在住だそうです。黒人らしい粘り気と抜群のスィング感
の持ち主で、私の好みにどんぴしゃ。
 スイスのジャズ・クラブでのライヴを収録したCDには、この曲が入っています。
 (私が持っているのは輸入盤。日本盤は発売されてないんじゃないかなぁ)
 オープニングに歌っているのですが、どう聞いても一箇所歌詞を間違えてます。
 でもそれもご愛嬌。ライヴ盤の楽しいところです。


この曲は、恋人と軽い喧嘩をして、仲直りしたもののちょっとギクシャク…
なーんて時に、「アタシの気持ち」って相手に聴かせるとイイかも。

そんなときに呑むのは、アマレット・ジンジャーなんていかが?
恋の国(?)イタリア産の「アマレット」は、アーモンドの甘い香りのする
リキュールです。ジンジャー・エールを注いでレモン・スライスを添えましょう。
甘い香りに、ジンジャーがピリッときいて、喧嘩の後の二人にはぴったりでは
ないかしら?


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ハッピーはどこにでもある (パブロ@唯物論的恋愛者)
2007-07-03 14:04:02
アリス・デイはしらなかったなぁ、今度聞かせて、ローズさん。
グダグダと女性シンガーを聴いていたわたしゃ、アニタの歌でこれを覚えました。その後、サラおばさん。
これもいい歌だね。好きですよ。

「私は 時にはハッピーに 時にはブルーになるの
私は 時にはあなたが大好きで 時には嫌いになるの」
ときて、
 「その理由は あなたを愛しているから」
まあ、ここはスルーして、
 「あなたがそばにいてくれる時が 一番幸せなの 」
と続くと、女性がよく言うこのあたりのセリフが、観念論的な恋愛感覚に見えて、実は唯物論(ただモノしゅぎ)的に深い深い意味があるのではないか、と思ってしまうのは、どうなんだろう。

返信する
懐疑と恐怖 (ローズ)
2007-07-03 20:42:49
パブロさんへ

殿方のオンナに対する気持ちの本質は「恐怖心」ではありませんこと?
理解不能なモノを前にしたら「恐れ」を感じるのは、ごく自然なことですものね(笑)

この曲に歌われている女心は、若い恋心。
一緒に暮らしている男と女の心模様でないことは確かですね。離れていれば、心は観念論的に相手の心を求めるのではないでしょうか?
唯物論的な恋愛って、やっぱ、浪速オヤジの
“I Want You! I Need You!”ってやつですか? やーね。
返信する