
犬が人と一緒に生活していく上で、学ばないとならないものが沢山あります。
違う種の生き物(人)と暮らしていく中で合わせなければならない人の都合上のルール。
トイレの場所だったり、寝る場所だったり、散歩のルールだったり。

でも、見落とし勝ちな事があるんです。
上記は人との関わりです。
犬と犬との関わりをついつい忘れがちではありませんか?

散歩時に、向こうから歩いて来る他犬に吠えたててしまいお散歩がままならない。
ドッグランに行っても端っこで固まって動けない。
もしかして自分を犬と思ってないのかしら…

いえいえ、そうではありません。
犬との関わりを学ぶ機会が無かったので、どうして良いのか分からないのです。
「大丈夫よ、怖くないよ!」
こう言い聞かせて犬が言葉を理解し、すんなりご挨拶にいけるようになると思いますか?

ご存知の通り、犬は犬同士でのみ分かり合える意思の疎通のはかり方があります。
ボディーランゲージが良く使われるものです。
これは産まれてから親兄弟との生活の中で学びます。
所がショップにいる子の殆どが、その経験のないうちに独りぼっちにされてしまうのです。

「ワクチンを2(多いと4)回接種するまで、外に出さないでください。」
こんな大昔の定説を未だに言っているショップ定員や病院スタッフがいます。
では、恐ろしい伝染病にかからない為には空気感染しないために窓に目張りをするのか。それとも防塵マスクでも着用するのか。

確かにウッカリ何を口にするかも分からないし、上手く歩けっこない。
ご心配ならお散歩を歩かせなくても抱っこで連れ出してください。
車、他人、他犬、物音などなど、慣れることが要因でしょう。
でもこれは見るだけで、体感は得られない。

そこで必要なのが犬のようちえんなのです。
人が言って聞かせても教えられない、見るだけでは分からない、犬同士のコミュニケーション。
これがシッカリ学べます。
そして他人や知らない環境にも慣れることが出来ます。

P☆Pようちえんはこれらを重要と考えています。
回り回って人との生活にも良い効果があるのです。
散歩で他人や他犬に会っても大丈夫。
家族と離ればなれのペットホテルでも、病院でも落ち着いていられる。
人に対して甘噛みしたりのストレスの発散がなくなる。
などなど。
ようちえんさんのご様子を見れば一目瞭然だと思います。


にほんブログ村