お気に入りのフレンチ。季節のシャンパンカクテルは、梨です。
春からこのお店に来るようになって、イチゴ→ピンクグレープフルーツ→桃→梨まで外していない。
今日は運転手のため、ノンアルコールバージョン。ところが
むしろ“ノンアルコールのほうが美味しい”・・・新発見。
とはいえアルコール入りの、ズドーンと酔いが回ってくる感じもまた
捨てがたいけれどね・・・。
アミューズはサーモン。
ほんの一切れなのに、スモークの良い香りがやってきました。
お店の屋上で、念入りにスモークされているんですね。
前菜:秋刀魚のビスク
身も骨も砕いて入っている、とろりとしたスープです。焼いた切り身が1口分入っていました。浮かべたバケットには秋刀魚の内臓が塗ってあって、そのニガミもアクセント。うまいのなんのって、ばんざーいです。
青魚ニガテさんは:赤イカのテット・ド・フロマージュ
最近シェフが考案したお料理だそうです。アンチョビの香りが
青魚ニガテさんにどーかしら?と心配しましたが、大喜びの1品でした。
ほかに選択肢は5種類くらいあったかしら。フォアグラのなんちゃらサマートリュフとどーちゃら、というのもあったのねー。あと、鴨首の詰め物もありました。
初めてこのお店に来たとき、メニューに書かれた品以外に、口頭で数種類述べられて、頭真っ白になったのが、今は“フンフンそれあるのね”とかなり理解できるようになっています。
初めて来た日、私にショックをあたえた“あかりちゃん”は、今日は厨房にいました。
ホールを卒業してシェフの道を進むのかしら。“まれ”みたいだね。
定番のお魚料理。今日はニラ坊主のフライがのっていて、これまた
良い香りで楽しめました。
メインです。アンドゥイエット。
豚の直腸にホルモンを詰めたもの。
こう聞くと、多少引くよね。母は“そういう店には行かない”とか
言うけれど・・・。
勇気をだしてこれを選択。シェフはこういう肉の加工がお得意なかただそうだから。
ほんと正解。“両端のヒモの部分は切り捨ててください”と言われたけれど、ナイフとフォークを駆使してヒモだけ残して完食。スパイシーなのです。ホルモン的臭みは無し。
シェフの奥様でお店のマダム:Atukoさんの大好物だそうです。
青魚ニガテさんのメイン。トン足のなんとか。牛ミスジを選択しようとしてるのを、いつもソレばっか、と言われて選んだもの。
どーなる事かと思ったけれど、美味しさがわかった様子。でもどちらかというと、私の豚の直腸のほうが気に入った様子。
トン足はコラーゲンたっぷりで、とろりと柔かでした。女性にはイイね。
デザートは盛り合わせ。ランチだとプラス料金なくてお得。
青魚ニガテさんは、いつものキャラメルアイスとブランマンジェ。
キャラメルアイスはニガミがあっていいね。
プレートにはHappyBirthdayのチョコ文字とキャンドル。よかったね。
キャンドルの火を手で仰いで消したのには笑い。墓参りじゃないんだから・・・。
さらにコーヒーとお茶菓子も出ました。
デザートは“あかりちゃん”の担当だったそうです。
美味しかったよ~ありがとう!
大満足でした。