rosemary days

アロマテラピー、ハーブを中心にフィトテラピーあれこれ。自然療法全域とフィットネスについて。

セントジョンズワートの軟膏

2011-08-27 18:11:17 | アロマ・クラフト(暮らし)
使用する材料は次の通りです。



セントジョンズワート・オイル・・10ml
ラベンダーウォーター・・20ml
シアバター・・5g
パーム・ワックス・・3g
ミツロウ・・2g
精油/ラベンダー、マヌカ・・各1滴

そして用意する器具は、エッセンシャルウォーマー(なければ耐熱容器と湯煎様の鍋など)、ビーカー、耐熱遮光ガラス瓶、マドラーや竹串などです。

1.エッセンシャルウォーマーにオイル、ミツロウ、パームワックス、シアバターを入れる。



 セントジョンズワートのオイルはこのように赤い色をしています。シアバターはミツロウとパームワックスが溶けてから入れるほうがベターなんですが、私は面倒くさくなってつい一緒に入れてしまいます。

2.エッセンシャルウォーマーの火を点ける。



 エッセンシャルウォーマーは軟膏、クリーム、乳液などを作るときに使用する道具でアロマショップなどで売っています。2千円弱で手に入るのでよく使う方は持っていても損にはならないでしょう。下からロウソクの火で温めます。エッセンシャルウォーマーがない場合は湯煎してください。



 マドラー、竹串、割り箸などでかき混ぜながらエッセンシャルウォーマー、または湯煎で温めていきます。この材料の場合、シアバター、パームワックス、ミツロウの順に溶けていきます。写真はミツロウがまだ溶けきれていない状態です。正統派の作り方はミツロウが溶けた後シアバターを加えて溶かします。

3.ラベンダーウォーターを湯煎にかける。



 小さめのビーカー、または耐熱容器にラベンダーウォーター20mlを量り入れ、湯煎にかけます。ラベンダーウォーターがなくてもローズウォーターや精製水でも代用できます。ラベンダーウォーターを湯煎にかけるタイミングはミツロウが溶けきれていないあたりがいいと思います。湯煎は外気温が低いとすぐに冷めてしまいますので、途中でお湯を入れ替えて温度を保ってください。ちなみに今まだ暑い季節ですが、1度だけお湯を取り替えました。

4.エッセンシャルウォーマーの中身を耐熱ガラス容器に移す。



 エッセンシャルウォーマーのジャーのほうを火から下ろして残りの作業を続けることもできますが、私はいつも瓶に移してしまいます。そのほうが作りやすいので。スクールの実習などでははじめから耐熱ガラスのクリーム容器にオイルとワックス類を入れて湯銭して、そのまま作ります。

5.ラベンダーウォーターを少しずつ加えながらかき混ぜていきます。



 この時注意するのは材料の温度。通常オイルとウォーターが共に60℃が理想であると言われています。ただ温度差がそれほどなければ大丈夫です。この辺は経験を重ねることがなによりですね。



 かき混ぜる道具はアイスクリームのスプーンが一番やりやすいです。勿論マドラーや竹串でも構いません。ここが軟膏およびクリーム作りの正念場。水と油が多少分離しかけてもしぶとく攪拌を続ければ生地はまとまってきます。

6.精油を加える。



 水と油が一体化したら精油を加えます。今回はラベンダーとマヌカを入れてみました。その後しばらく攪拌したら出来上がり!軟膏というよりもクリームの感じですが、虫刺されの痒みの軽減を期待して作りました。水分が多いほど失敗しやすくなりますので、慣れない方は水分を少なくしたり、単純にミツロウと植物油だけで作ってみてください。






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