『ピース』

昨日来の風邪騒ぎ、何かと皆様にはご心配をおかけいたしました。
完治とは言えませんが、なんとか復帰しております。
というか、私の風邪より大型の風（台風）が近づいているため、おちおち休んでおられません。
アウトドア系業界、自然には逆らえませんね。

そんな大型で強い台風１４号が近づいている中、寮で育てているバラ『ピース』が咲きました。
薔薇ブロガーの悲しい性なんでしょうか、咲いているバラを見ると、ふらふらしながらもカバンからデジカメ取り出して撮影してしまいます。(^^;)

さて、この『ピース』、フランスのフランシス・メイアンによって『マダム・アントワーヌ・メイアン』（メイアンの亡母の名前）として、１９３９年にこの世に生み出されました。
当時は第二次世界大戦の最中、ドイツ軍の占領下。
このバラもなくなってしまうおそれのあるため、アメリカや敵国であるイタリア・ドイツに密かに送られたそうです。
そしてアメリカに届いた小枝は、無事育てられ、１９４５年４月２９日、太平洋バラ園芸協会の大会に「新品種」として登場。
まさにその日、「ベルリン陥落！」のニュースが大会会場に飛び込んだそうです。

新品種として登場した『マダム・アントワーヌ・メイアン』は全世界に恒久の平和と安定を願うため『ピース』と命名されました。
１９４６年に開催された国際連合の初総会では平和のシンボルとして飾られたそうです。　以上、ネットからの情報でした。

ちなみに、ピースは花径１３ｃｍ位、淡い黄色花弁にピンクの縁取り。
香りはあまりしません。
冬に大苗の処分品を500円で購入し、初めて開花した花です。

※台風情報
17:00現在、台風１４号は佐渡市の西北西270km。
広い範囲で強風域圏に入っておりますが、新潟市内、ときおり強風がふく程度で雨は降っておりません。
夜半から明け方にかけて強風にご注意を。