ROSALBAお絵かき日誌  猫とゲームと戦国な毎日。

絵付け日誌と日々出来事を思いつくまま気の付くままに♪

あらためて。はじめまして。

2005-10-08 10:34:31 | 日記
もうベリーに家族の写真が掲載されたので、ここであらためてご挨拶。
私とダーリンと最愛の息子2人。息子達は年子です。本当に毎日大変。
あと、私の母との5人家族です。
子供達のことは、サイトでは伏せてありました。これからの登場も無いと思います。(たぶん。)しかしながら、彼等の『ねらい』のない天然ネタは何度日記に書きたかった事でしょう。爆笑ものです。お笑いは将来有望。
幸せそうな写真でしょう。でも、この翌日、次男は倒れました。無邪気な笑顔も消えました。
病名は小脳内出血。1歳児では日本でも症例の少ない病気です。原因は不明。

横浜への引越しの3日まえ、お正月あけでとても忙しい中、彼は一人でおとなしくおままごとをしていました。
片付けをしている私の足元へ来て
『ママ・・・。めんめ (目)いちゃい・・・。』
本当は猛烈に頭が痛かったのでしょう。でも頭という言葉をまだ言えない彼はそう訴えるしか無かったのです。
その言葉を最後に意識を失いました。ドクターヘリで千葉の日本医科大学 北総病院へ。迅速なレスキューの方の判断、ヘリでの的確なドクターの処置、病院へ着いてからの先生方の診断、手術。全てがパーフェクトで次男は幸運にも命を繋ぎました。
しかし、手術後、感情、表情、言葉、左半身の自由を失いました。
母親として何も出来ない自分。母親なのに代わってやれないもどかしさ、こんなに苦しい事はありませんでした。
集中治療室の中には、母親といえど一日15分の面会しか許されません。
手術中は生きてるのか、死んでるのかも分からず、悲鳴と次男の名前をなんども叫びました。
命は助かったものの、無くした機能を取り戻せるのは何年先になるのか、出口の無いトンネルに途方に暮れました。

サイトでは、私が入院と嘘をつきました。ごめんなさい。
ですが、せめて、仮想世界では、次男に代わってやりたかった。
闘病は1歳の子供には余りにも酷な仕打ち、地獄な毎日。
どうぞ、分かってくださいませ。
闘病生活の辛いことをダラダラ書くつもりはありません。
だって、暗いでしょう。

ご心配なく。次男は奇跡的に回復し、今では感情も、表情も、言葉も取り戻しました。言葉については黙していた期間ぶん他の2歳児より少し遅いですが、これもやがて追いつくでしょう。左半身の麻痺もとれ、右利きだったのに、左利きになりました。(担当医の先生も、びっくり)小脳はバランスを司る脳のため、歩く事はまだ完璧ではありません。担当医先生のお話では必ず治るのでリハビリを頑張るようにとの事。
倒れてから、まだ8ヶ月。ここまでが驚異的な回復だったので気長にいきます。

大震災、父の死、次男の病気で私は生きることへの執着心が強くなりました。
自分が死ぬことは怖くない。だけど残される人の悲しみ、苦しみ、辛さを知っているから。私のように誰も悲しまないように毎日の健康に気をつけています。

本来深く物事を考えないケセラセラ体質のため、負けてません。
毎日の日記を読んで下さっている皆様が一番、明るいおバカな日常をご理解して下さっているのではないでしょうか。
これからも今までどおりの私です。いえ、幸せに貪欲な、明るい未来しか望まない私達の事をどうぞ、暖かく見守って下さいね。宜しく御願いいたします。

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3 コメント

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こちらこそ・・・ (yoko~☆)
2005-10-10 01:13:38
あら、こぼびさん、見つけちゃいました!



私もこぼびさんはDINKSだと思ってました。

生活感の無いモダンな感じの奥様だって、勝手に想像してました!^^



本当に大変なことが。。。

私も同じ2人の息子の母として自分のことは何でも我慢できますが、子どものことは本当にお辛かっただろうと… …

私の神戸の叔母も次男が小6の時頭部外傷で半年意識不明となり、右半身麻痺、言語障害が出ましたが、それから20年…今では麻痺はありますが、元気に車を運転して仕事に通っています。

私も実は、作業療法士として、仕事に取り組む上で色々な患者様に接しているので、色々考えることが多かったです。



やはりお母さんが元気で幸せなのが一番だともいます!ケセラセラ!って笑って過ごせるこぼびさん、素晴らしいと思います!



これからも毎日の楽しい日記!楽しみにしています!

でも、本当にお美しくって!うらやましい!
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想像以上に美しかった・・・ (MSM)
2005-10-11 07:51:16
美しい方だとは思っていましたが想像以上に美しかったです!

実は発売日の前日にしっかり購入していたのですがなかなか書き込めれませんでした・・・うちにももう大きいのですが年子(学年は2学年)の息子が2人いるものでどうも拝見したあといろいろ考え込んだりしましたもので。

でもお母さんの力は凄いですね!お子さんも頑張られたのでしょうがお母さんもすごく頑張られましたね。でも子育て・絵付けと頑張りすぎないで下さいね。

お母さんの体が一番!しっかり休んでくださいね。
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有難う御座います。 (こぼび)
2005-10-11 23:41:59
yoko~さまMSMさま、こんばんは。

コメント有難う御座います。母親にとって子供の事は別ものですものね。今、毎日の生活を普通に送れるという幸せを感じることが出来るのも、次男が生きていてくれているからこそだと思います。

あの時30分遅れていたら命はなかったでしょう。

日々、楽しく生きていられる事。それが何より幸せだという事。次男は教えてくれました。私の母も言います。大人になった娘だって、いつまでたっても心配だと。親はきっと死ぬまで・・・いえ、死んでも子供の事が心配で愛しくってしょうがないのでしょうね。
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