数日前から、我が家の裏にある山をコンクリ施行するために、業者さんが木や雑草を刈っています。
そのせいでしょう。
昨日、ベランダの手すりに、この季節には珍しいトノサマバッタが止まっていました。
とても立派なトノサマバッタ。
虫が大嫌い私、ザザザッとのけぞりましたが、よく見ると、ほとんど動かないし、かなり弱っていました。
そこで、勇気を出しこぼびを抱いて、ソロリと、人手すりに近づきました。
こんな大きなバッタ、こぼびは見たことも無いし、どんな反応をするのかが見たかったのです。
最初、周りの景色をくるくると楽しんでいたこぼびの目が、ハタと手すりに集中!
なんや!怖い!
と、私にしがみつくのか、それとも、モフモフの手で、チョイチョイとするのか?
ドキドキしながら、こぼびの横顔見た瞬間!
何の前触れもなく、
バシッと、真上から右手を振り降ろしたのです!
真上から、イキナリ押しつぶされたトノサマバッタ!今まで動かなかったのに、ビクビクと脚を動かせたもんだから!
ぎゃー!
いちばんでっかい声で叫んだは、バッタでも、こぼびでもなく、私でした。
翌日、バッタは飛び立って行った様子。
手すりには、何もいません。
足元でこぼびが、『昨日のん、見せてぇな。』と、せがむので、再び抱っこしてベランダへ。
手すりに何もいないのを、確認すると、『しょーもな。降りる!』だって。
近い近いって。